2012年度のトーナメント出場権をかけたファイナルクォリファイングトーナメント(QT)の3日目が、静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,466Yards、Par72)で実施された。
天候:曇り時々雨、気温:13.2℃、風速:3.1m。時折冷たい雨が降るなか行われた第3ラウンド。来季のツアー出場権をかけて102名がしのぎを削るなか、前日首位の原江里菜がこの日も2つスコアを伸ばし、通算12アンダーで単独首位。4打差の2位に竹末裕美、5打差の3位には野村敏京が続き、レギュラーツアーの優勝経験者が上位を占めた。明日(2日)の最終日は、LPGAツアー出場枠の目安である30~40位以内を目指し、過酷な戦いが繰り広げられる。
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2日目までの勢いそのままに、3日目も単独首位に立った原。この日は「練習場でショットの調子があまりよくなかったので不安でしたが、パッティングが良かったです。4~5mのバーディーパットはほとんど入っています」と語るとおり5つのバーディーを奪い、2002年のQT制度施行後の72ホール最少ストローク(-11)を更新する勢いだ。「スコアを伸ばすと言うより、キープするというのが、トーナメントと違うところ」とQT独特の雰囲気を分析しながら、無理のないゴルフでスコアを伸ばしていった原。「ここまで良いスコアが出たので、今年の最後をちゃんと締めくくれるように最後まで頑張りたいです。去年より手応えもあるし、去年は通ればラッキーという状態で、試合に出られなくても、良い息抜きになればと思っていました。でも今年は試合に出たいという気持ちが強いです」。来季の出場権はほぼ手中にした格好だが、最後の最後まで全力のプレーを貫き通す。
【ファイナルQT出場者のLPGAツアー出場までの流れ】
一般的なLPGAツアー競技で出場人数が108名の場合、うち90名がLPGA選考選手枠(残りは主催者推薦選手)となるが、その内の50名分程度はシード選手やツアー優勝者などの出場有資格者で占められるため、残りの30~40枠程度の出場権がQT上位者に振り分けられる。ファイナルQTの上位者から順に出場権が与えられるため、QTでの1ストロークの差が翌年のツアー出場権に大きく影響する。