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2015.11.25

ショットの精度がVのポイント 頂上決戦、開幕!

 2015年LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)が11月26日、宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6.448ヤード/パー72)で開幕する。25日は公式記者会見、また、出場する28選手が入念に最終調整を行った。

 最終戦の華やかさと、緊張感は隣り合わせ。開幕を前に行われた記者会見でも、公式戦のズシリとした重みが伝わってくる。「出場するのは、各大会の優勝者、賞金ランキング上位25名など、限られたカテゴリーの選手です。宮崎カントリークラブは、自然の起伏が巧みに生かされ、天然の松林でセパレートされた非常に戦略性が高いコース。高麗グリーンの芝目、それから日向灘からの風を読み切るなど、マネジメントが優勝への大きなカギになる」と大会実行委員長・原田香里は話した。もちろん、自信をもって話すのは、それだけ素晴らしい舞台装置を準備した表われだ。

 「わかりやすくいうと、コースの特性を生かすため、セッティングの難度をあげています。というのは、選手個々のレベルが上がっているから。ラフを伸ばした狙いは、フェアウェイをキープしなければならない、というゴルフの基本をより強調する狙いがある。ティーショットだけではなく、グリーンまわりのハザードを活かすため、第2打以降も、正確なショットを要求される」(原田)

 曲げてはいけない。外してはならない-が各選手、改めて、胸に刻まれそうな4日間になるだろう。昨年と変更点は、数字上ではラフが10ミリ長いことだけだが、「すごく難しい」と選手は異口同音に言葉を揃えた。ちなみに、優勝スコアは? 「あくまで、天候しだい。第1日は風が吹くと想定しています。それでも去年と同じ、10アンダーか、それを上回る11アンダーぐらいになるのではないでしょうか」と競技ディレクター・江間陽子は分析する。最終決戦。原田は期待を込めて言った。「ハードルをあげました。より、見どころが増えることは間違いありません」と。28、29日の両日、ギャラリー向けに、コースでは中野皛大城あかねによる解説ツアーも実施される。


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