ホステスで発奮　穴井詩の1Wが良い子に変身

＜Photo：Masterpress/Getty Images＞

ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント　ゴルフ5カントリー美唄コース（北海道）1日目

　11人。サッカーチームではない。今大会主催のアルペンと、所属・用具契約をしている出場選手の合計だ。とはいえ、チームの顔といえば穴井詩。ホステスプロの覚悟を示す、2位スタートに言葉が弾む。「きょうは、良い子でした」というのは、1W。「ドライバーショットがさえていた。シャフトを元に戻したことが大正解。ノーボギーのラウンドはやっぱりうれしい。課題は後半の9ホール、パッティングがちょっとショート気味だったから」と分析した。

　毎年、夏場は体重が減ってしまう。今季も開幕から2キロ減。ということで、7月から軽量シャフトへスイッチしたが、生命線である飛距離の精度がいまひとつになった。「CATレディースで、ラフからのショットで右手の筋を痛めた。きょうは(渡邉)彩香ちゃんと同組。張り合おうと思っても、疲れちゃうでしょう。とにかくフェアウェイキープを心掛けた。ショットをすると、痛みが走る時がある。ラフへ打たないように、自分を戒める教訓です」と話している。目指すのは、もちろん優勝。2日目以降も1Wが良い子でありますように－。