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2016.9.21

プレーオフを制した小橋絵利子 ステップアップツアー2勝目を飾る!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第15戦 『中国新聞ちゅーピーレディースカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の最終日が、広島県廿日市市の芸南カントリークラブ(6,441ヤード/パー72)で行われた。

 最終日は、通算5アンダーで首位に並んだ小橋絵利子と岩橋里衣のプレーオフに突入。プレーオフ1ホール目でバーディーを奪った小橋が、5月に行われた『ツインフィールズレディーストーナメント』以来、ステップアップツアー2勝目を飾った。3位タイには、地元広島県出身の槇谷香など6名が入った。(天候:曇り 気温:22.4℃ 風速:2.0m/s)

 「バーディー合戦は得意じゃないけど、今日は強気で狙っていった。パットが、最初からしっかり芯で打てたので、今日はいけるかも」。出だしからバーディーを奪った小橋絵利子。3・4・5番とバーディーチャンスにつけるも決めきれなかったが、6番、8番とバーディーを奪い、スコアを伸ばした。後半は、12・13・15番でバーディーチャンスを決めきれず、「最後のパー5で絶対バーディーを獲ろう」と決意。「18番グリーンの速報ボードを見たら、絶対入れないといけないパットだったので、"ショートだけはしたらダメ"と思って、自信を持って打ちました」。最終ホールで、7メートルのバーディーパットを沈め、先に通算5アンダーでホールアウトしていた岩橋に追い付いた。

 「昨年の『ANA PRINCESS CUP』の時に、プレーオフで負けていたので、"今回は、絶対負けない。2敗はしたくない"と思って臨みました。前回は委縮していたけど、今回は落ち着いて出来たので、自分でも成長を感じました。正規の18番ホールと、ほぼ同じラインだったので、"緩むのだけはやめよう"とプレーオフでも自信を持って打てました」。最後は上から4メートルのウイニングパットを沈め、ステップアップツアー2勝目をつかみ取った。

 「今年の目標は、ステップアップツアー1勝だったんですけど、『ツインフィールズレディーストーナメント』で優勝出来たので、今年中にもう1勝しようと決めていました。今週と来週はステップだったので、どっちかで優勝出来ればと思っていました。岡山県出身で同じ中国地方なので、広島での優勝はうれしいです」。1勝目より2勝目を挙げるのが難しいと言われているが、宣言どおりシーズン2勝目を飾った。

 今回の優勝で、レギュラーツアー4試合と『大王製紙エリエールレディスオープン』の出場権を獲得。「前回の4試合は、レギュラーツアーの雰囲気に馴染めなくて、慣れた頃に4試合が終わってしまった。大東建託もそうですけど、先々週の選手権でもメジャーのセッティングで12位タイに入れて、自信になった。今回はこの勢いで自信を持ってプレーして、しっかり上位を目指して頑張りたい」。ステップアップツアー2勝目を飾り、成長著しい小橋が、再びレギュラーツアーに挑戦する。

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