2016.10.7
福嶋浩子 パワースポット・静岡で首位発進
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
2016年LPGAツアー第30戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)が10月7日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,586ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目、4アンダーで首位に立ったのは福嶋浩子、鈴木愛、ペヒギョン。1打差の4位タイに香妻琴乃、アンソンジュ、笠りつ子、アマチュアの畑岡奈紗、O.サタヤが続いている。(天候:晴れ 気温:25.2℃ 風速:4.2m/s)
目に見えない力が働く。勝負には得てしてそんなことがある。この日、それを実感したのは首位スタートを切った福嶋浩子。「前半の9ホール、パーオンが3回だけ。でも、ミスショットをしてラフへボールが行っても、順目だったとか、ドライバーショットの当たりが悪すぎて、バンカーまで届かずに手前のフェアウエーに残って…。きょうはそういう日なんだなぁ、と思いながらプレーしました」という。さらに、この日のハイライトは、「17番の6メートルのバーディートライ。スパイクマークでボールが跳ね、ラインに戻ってカップインした」。
ツキがあるとは、このことだろう。ということで、「ミスがスコアに反映されていません」と手放しの喜びとはいかないようだ。それでも、「方角がいいのでしょうね。私の場合は静岡限定」。確かにそうだ。ツアー初Vを飾ったサイバーエージェントレディスゴルフ、また優勝以外でトップ10フィニッシュした、センチュリー21レディスゴルフトーナメントも静岡県で開催されたもの。
「やっぱり、意識はします。相性が良いから。食事も毎日、同じ店です。さすがに、メニューは違うけど、同じテーブルに座る。一番効果があるのは、大アジ定食。ただ、毎日、こういうゴルフが続くは思えないけど、久々に1日目が好スコアだったから、気分が-」と、満面に笑みをたたえていた。
一方で、きっちりと成績を残さなければならない事情もある。「TOTOジャパンクラシックへ出場したい」。資格は富士通レディース終了時点で賞金ランキング35位以内である。福嶋はもっか36位。「今まで必死にゴルフへ取り組んできたから、明確な目標を立てたことがない。今年、ツアーで優勝しても出られない試合があるなんて、イヤですからね。だから、きっちりと目標を設定しました」と、力を込めた。
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