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2016.10.15

「奈紗ちゃんの優勝が刺激になった」 ルーキーの蛭田みな美が単独首位!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第17戦『うどん県レディース 金陵杯』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の1日目が、香川県仲多度郡の満濃ヒルズカントリークラブ(6,408ヤード/パー72)で行われた。大会初日は、ルーキーの蛭田みな美が5アンダーで単独首位に立った。4アンダーの2位に山内日菜子、2アンダーの3位タイには野口彩未、竹山佳林、曽田千春の3名が続いている。(天候:晴れ 気温:22.4℃ 風速:2.2m/s)

 「今日は5アンダー出そうと思ってプレーしました」と目標スコアを設定し、スタートした蛭田みな美。「1番はティーショットでミスするとパーで上がるのも難しくなるので、ティーショットから緊張していました。ティーショットはうまくいったんですけど、パーパットが2メートルも残ってしまった。でも、それが入ったので、1番からうまく流れを作ることが出来た。あれが大きかったですね」。スタートから流れに乗ると、5番からは3連続バーディー。「あと2つ獲らなきゃ」とハーフターンした10番ではボギーを叩き後退したが、13番では3メートル、上がり2ホールも17番で30センチ、18番では2メートルと連続バーディーを決め、目標通り5アンダーでフィニッシュした。

 7月の『ECCレディス ゴルフトーナメント』では、ステップアップツアー史上5人目となるアマチュア優勝も手の届くところまで来ていたが、プレーオフの末、惜しくも優勝を逃した蛭田。「その翌週の『ANA PRINCESS CUP』ぐらいから悪い兆候が出始めて、修正しないといけないって思っていたんですけど、なかなか出来なくて最終プロテスト以降は本当に壊滅的でした。1メートル以内の短いパットも入らなかったりして、結構しんどかったです。でも、『フンドーキンレディース』でトップ10に入る事が出来て、良くなってきました。やっぱり成績が出ると自信になりますよね。畑岡奈紗ちゃんの『日本女子オープン選手権』の優勝も刺激になりました。同じヒルズゴルフ・トミーアカデミーの出身なんで(笑)。年齢は私の方がひとつ上ですけど、奈紗ちゃんが1期生で私が2期生です。昔からすごいって思っていたし、飛ばし屋なのに、ショートゲームもうまいし、普通のスイングをして飛ばすんですよ」。中嶋常幸プロ主宰のジュニアアカデミーで畑岡奈紗と切磋琢磨していた蛭田。「まだ修正しきれていない部分もあるけど、バーディーを獲っていきたい」とステップアップツアー初優勝を目指し、勝負の最終日に臨む。

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