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2016.10.29

2nd day プラスワン~永峰咲希~

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)2日目

 1戦毎に高まる期待。プロ3年目の永峰咲希は、それが飛躍の原動力になっている。「去年の今頃は、ツアーフル参戦の1年目。とにかく疲れていた。それが今年は、とても元気。シーズン開幕戦から地元宮崎で開催される、最終戦へ出場したい、と必死にプレーしてきても毎週、新鮮な気持ちで試合に臨める。いろいろな方から、声援を受け、それに応えようと必死です。それがプロの厳しさといえるし、プロ冥利というものでしょうか」。

 6月のアース・モンダミンカップから予選落ちがない。トップ10フィニッシュは今季8回と、安定感が抜群だ。こうなると、初VのXデーはいつ-という話題になるが、「最終日、ホールアウトしてから、1日目が…。そうボヤいてしまう。スタートでスコアを落としたくない。安全に、という気持ちがそうなるのかもしれません。何事も経験だし、いろいろ試しています」と自己分析した。

 コースを離れ、独自のリフレッシュ法も見つけている。「去年は24時間、ゴルフのことだけを考えていた。だけど、今年はホテルのバスタブより、温泉の大浴場。また、フットケアを1週間に1度ぐらい行っている。オイルでマッサージするごく軽いもの。ツボをゴリゴリ押されるのは、苦手です。でも、それだけで、かなりスッキリするし、疲れが軽減される」といい、「ケアをしてもらう時、担当の人が、足の日焼けにまず驚く。何をしているのですか? と質問を受け、ちょっとスポーツを、と。照れくさいですからね」と話した。

 ちなみに、賞金ランキングは18位。前週までの同25位以内が獲得する、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの出場は濃厚だが、「できれば優勝して、行きたい。でも、気になることがある。アマチュア時代、宮崎カントリークラブのベストスコアが74。苦手意識はありませんけどね」。3年目の進化を示すのは、これからである。

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