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2016.12.3

2nd day プラスワン~トリシュ ジョンソン~

<Photo:LADIES EUROPEAN TOUR>

THE QUEENS presented by KOWA 三好カントリー倶楽部西コース(愛知県)2日目

 選手最年長、50歳のヨーロッパツアー代表、トリシュ・ジョンソンはとうとうティーインググラウンドに立つことはなかった。「3位決定戦へ回ったことはとても残念。素晴らしいコースを見ていると、無性にプレーしたくなる。でも、他の選手が私よりも調子がいいし、ランキングも上位です。残念ですけど、チャンスは来年にとっておきましょう」。とはいえ、今回はカギを握るキャプテンをつとめている。

 「こういう経験は初めて。チームをまとめるのはハードワークです。毎日、頭が痛いですよ」と笑っていた。ただ、今回の来日はプレーすること以上に貴重なことがあった。「樋口(久子)さんにお会いできたことが、とにかくうれしい。1976年、私は10歳でした。英国のサウスゲートで開催されたコルゲートヨーロピアンオープンを観戦。ベス・ダニエルやサリー・リトルとともに、樋口さんから強烈なインパクトを受けました。独自のスイングで攻撃的。プロゴルファーってすごい、と感じたターニングポイントです」と興奮気味に話す。

 さらに、「その樋口さんとプロアマ戦の前夜祭でお会いすることができたことは、私の一生の喜び。プロアマ戦で同組だったベッキー・モーガンは『レジェンドとプレーができた。70歳だなんて信じられない』と目を丸めていましたよ」とも。

 ちなみに、ジョンソンはこんなエピソードも明かしている。親友から大事なことを頼まれた。「スクラフィーという熊のマスコットに、ぜひ、日本を見せてほしい」。この日、コースで記念撮影を終え、ともにチームを応援した。気さくで、日本人なら冗談でしょう-と感じることも大まじめ。さすが、ゴルフ発祥国のレジェンドだった。

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