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2016.12.3

キャプテンで真骨頂 笠りつ子『負けてたまるか』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAが特別後援する世界4大ツアーの対抗戦『THE QUEENS presented by KOWA』(賞金総額1億円 優勝チーム賞金4,500万円)の大会2日目が、12月2日、愛知県みよし市・三好カントリー倶楽部西コースで行われた。この日はフォアボール方式のマッチプレー。日本ツアー代表は予選2位となり、最終日のシングルスマッチプレーで、連覇を賭け、韓国ツアー代表と対戦する。(天候:晴れ 気温:14.8℃ 風速:1.5m/s)

 肩書は成長の源。日本ツアー代表・第2代キャプテンの笠りつ子は日増しに大きく映る。圧巻のプレーでオーストラリアツアー代表、スミス、ケンプ組を15番で下す。パー5のこのホール、残り197ヤードの第2打を7Wでグリーン奥にオーバーしたものの、20ヤードをサンドウェッジで直接、決めた。「ただ、ボールを寄せに行っただけです。下川さんもチャンスにつけていたし、気楽に…」。

 通常のストロークプレーとは違い、刻々と状況が変化する。「スコアボードをいつもチェックしていた。キャプテンって、本当に大変です本当はもっと早くケリをつけ、チームの応援をするつもりだったけど、なかなか思うようにはいかない。きょうは、下川さんを信じてプレーしました」と笠は話した。

 当初、組み合わせを考えた時、下川めぐみと渡邉彩香のペアが、「うまくかみあうのでは、と感じた。でも、(菊地)絵理香と彩香は去年から負けていない。こういう時は流れのままに、です。もっとも、私は下川さんと組みたかった。いつも安定したプレーをする。楽勝だと、強い気持ちで臨めたのも下川さんのおかげ」と明かしている。

 そして、「最終日に5勝すればいいのでしょう。負けてたまるか!」。ワイルドカード的な存在となった、下川を見出した笠の分析力と勝負強さがV2の命運を握る。

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