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2017.2.28

ゴルフで総合学習を LPGAの体験レッスン会を開催

3月2日、2017年LPGAツアーが開幕。第30回を迎える『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』では、さまざまな取り組みが行われている。中でも、中学校の総合学習として、ゴルフが導入されたのは、沖縄・南城市の玉城中学校が日本初。28日には、同校をLPGA会長・小林浩美、副会長・鈴木美重子が訪問し、1年生を対象に体験会を行った。

 ショットのレッスンでは、アドレスの取り方、クラブをどう握るかといった基本から丁寧に説明。最初は空振りが目立ったが、生徒に合わせたワンポイントアドバイスをすると、見違えるようにショットが良くなった。知名希来莉(きらり)さんは、宮里藍の大ファン。「小学2年の時、友人と練習場へ行ったことがある。今回は、それ以来でしたけど、小林会長のご指導でうまくボールが当たるようになりました。楽しかった。今はバスケットボール、陸上の長距離をやっています。でも、これから、ゴルフにも挑戦したい」と目を輝かせていた。

 また、宮国幹大さんは、「とても難しい。ただ、鈴木副会長のアドバイスで、うまくいった時の気持ちよさは、他のスポーツでは味わえない感触でした。ゴルフっておもしろい」。3日は、これも総合学習のトーナメント観戦が実施される。

 「プロの試合を目の前で見ることは貴重な経験になると思う。選手が素晴らしいショットを放ったり、いいパッティングをした時は、大きな拍手をお願いいたします。ゴルフには、観戦のマナーがある。そうしたこともマスターして、大いに楽しんでください。きっと貴重な経験になるはずです」と小林は話した。さらに、人生の先輩として、「自分でこれをやりたい、と決めたら、どんな小さなことでもいい。途中でやめずに日々、積み重ねていきましょう。それが自信に変わっていく」とエールを送っている。

 一方、図書館にはLPGAが毎年、発行するメンバーガイドが寄贈され、生徒も気軽に手にすることができることも、ゴルフを身近に感じる要因だ。この日も読書の時間を利用し、生徒たちが今大会のため、予習をしている姿がほほえましかった。


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