数字にこだわれ！　2017年ツアーはもっと熱くなる

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント　琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）

　2017年LPGAツアーの開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円)が2日、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6617ヤード・パー72)で開催される。今回は第30回の記念大会。1日は、LPGA記者会見が行われた。

　創立50周年を迎えたメモリアルイヤー。トーナメントの活性化は当然のこと、ゴルフの普及拡大など、取り組むテーマは多い。「開幕からツアーのオールスターといった選手が満を持しています。見どころ一杯。かつてない盛り上がるシーズンとなることは間違いなし」とLPGA会長・小林浩美はタイコ判を押した。

　2020年の東京五輪へ向け、公式戦をより充実させ、より一層、選手のレベルアップを図る。数字にこだわるのが小林流だ。選手ミーティングでは、「今年は、ぜひ、日本ツアー初の年間平均ストローク60台を」とゲキを飛ばし、すべてのツアーメンバーへ、「自己ベストを出してほしい」と熱く語った。そのためのサポート体制を整えている。

　スタッツ計測に①ドライビングディスタンス　②サンドセーブ率　③フェアウェイキープ率　3項目を加えた。「項目の細分化で、大いに自己分析できる。自分に何が足りないか。今、取り組むべきことは－など一目瞭然です」と話した。

　また、「私もシーズン中、いつも笑顔を絶やさないために、もっと、健康に注意します」。まずは自身の足元をしっかりと固めることを誓った。