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2017.3.17

脱力で一変 服部真夕はスプリング・ハズ・カム

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

Tポイントレディス ゴルフトーナメント 鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)1日目

 この日は、心躍るようなポカポカ陽気。今シーズン、インタビュールームへ初登場の服部真夕の、まずひとことがふるっていた。「開幕から3試合目でインタビューを受ける。何か、変な感じですね」。ここ数年、スロースターターのイメージが定着してしまった。もちろん、本人は毎試合、全力を出し切るつもりでいるだけに、「2試合、予選を通っただけでも、今年はいいですね、とたくさんの人からいわれます。よっぽど、春は悪い、と思われているのでしょうか」。複雑な心境だという。

 今大会、重点を置くのは、脱力。「前週、50センチのパッティングを2度もはずした。マズイですね。風が強く、知らず知らずの内に全身がカタくなっていたのでしょう。だから、無理な力を入れずに…をテーマにしている」と話した。おかげでいい流れが到来。ティーショットがフェアウェイをとらえ、絶対の自信をもつ、アイアンショットも良好だ。

 加えて、3番で9メートルのロングパットを手前から決めると、チャンスをことごとくモノにした。「しっかりと自分のゴルフが、できている感触があります」とニッコリ。好調の要因は他にもあった。「きっと私が初詣のおみくじで、大吉が出たからです」とコンビを組む、キャディーの呉本里恵子さんが漏らしている。ちなみに、服部は自宅近くの神社で吉。

 また、日頃から「レッスンは苦手」と口にしている服部だが、実は教え上手だった。オフのハワイ合宿。わずか3週間で、スコア92からスタートした呉本さんが、打ちあげる時にはコンスタントに70台でプレーしたそうだ。「クセをみつけて、それを指摘。形にこだわらないご指導の賜物」と絶賛している。

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