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2017.3.23

宮崎と抜群の相性 キムハヌルはV2を賭けて

 2017年LPGAツアー第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が24日、宮崎県宮崎市・UMKカントリークラブ(6,484ヤード、パー72)で開幕する。23日はプロアマ大会が行われた。

 東京では全国で最もはやいソメイヨシノの開花宣言が出された。しかし、南国・宮崎のこの日の天候は雨。肌寒い。前週から風邪で体調不良のディフェンディングチャンピオン、キムハヌルは体調不良のため、9ホールで棄権。「ホテルで静養します。きょう、プレーできなかったこと、本当に申し訳ありません」と深々と頭を下げている。とはいえ、宮崎入りした時から口にしたのが「連覇」。日本語で、何度も何度も繰り返した。「いい響きがあります。賢いとともに、大好きな日本語」と話している。

 キムは宮崎と相性が抜群。昨年、宮崎で開催された2大会でともに優勝した。また、今回は韓国から到着直後、空港内に自身の巨大なタペストリーがあることに驚いたそうだ。「私はビックリしただけです。でも、具合が悪いからと心配して急きょ、付き添ってくれることになった母が、とにかく喜んでいる。あれほどうれしそうな笑顔をみたのは久しぶりでした。親孝行ができて宮崎の皆さんに大感謝です」と前日に語っている。

 母、ボクレさんを喜ばせている出来事が他にもあった。今大会の開催ポスターだ。桜にほほ笑みかけるキムの横顔が、エレガントだ。「韓国でもハヌルがポスターになったことはあります。だけど、これほどのものはない。自分の娘でも素敵…。家族の宝物にします」。来年もまた、ポスターへ採用されるには連覇が条件だ。


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