2017.4.7
石田可南子がプロデビュー戦で単独首位発進!
2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第2戦『Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)が、滋賀県栗東市の琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖/三上コース(6,361ヤード/パー72)で開幕した。大会初日、プロ1年目の石田可南子が5バーディー、1ボギーの68をマーク、プロデビュー戦で単独首位に立った。3アンダーの2位に宅島美香、2アンダーの3位タイグループには地元・滋賀県出身の北村響など6名が続いている。(天候:曇り時々雨 気温:15.0℃ 風速:2.6 m/s)
「何もかもが初めてで緊張していたけど、こういうスタートができて良かったです。でも、疲れました…」。ホールアウト後、デビュー戦で単独首位発進を果たした石田可南子の口からは安堵の表情とともに素直な感想がこぼれた。
10時35分、雨脚が強まるなかインコースからスタート。10番のパー5で112ヤードの3打目をピッチングウェッジで50センチにピタリとつけバーディー発進。12番では「2打目がちょっと大きかったけど、ピンに当たってくれてラッキーでした」と2つ目のバーディー。16番、18番もバーディーを奪い、前半を32で折り返した。
後半の3番バーディー後の4番でアプローチを寄せきれず、初めてのボギーを喫するも、迎えた5番パー3がこの日のハイライトだった。ティーショットを左に引っ掛け、暫定球を打ち直したが1打目がセーフ。アプローチ後、2.5メートルのパーパットを沈め「ボギー、ボギーにしないで踏ん張れたのが大きかった」と、ズルズルいきそうな流れを断ち切った。「試合で初めての60台です。ラッキーも多かったけど、踏ん張るところで踏ん張れたので良くできたと思います」。
高校卒業後に地元兵庫県のゴルフ場で腕を磨き、今年TPD単年登録を行った。「結果とかは意識しないで、場の雰囲気に慣れることを一番に考えて」迎えたプロ初戦。自身の予想を大きく上回る好結果にも「私はメンタルもまだまだですし、予選通過ができたら最高だと思っています。冬に練習してきたことが試合のセッティングでどこまでできるか、周りのことは気にしないようにして、自分が出来ることを一生懸命やるだけです」と、ぶれることなく目の前のプレーに集中していく。
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