小野祐夢が好スタート「私もプレーをうまく運べるようになりたい（笑）」

パナソニックオープンレディース　千葉カントリークラブ 野田コース（千葉県）1日目

　昨年のプロテストに合格した小野祐夢が2アンダーで単独2位と好スタートを切った。「今日はショットがピンに付くことが多かった。後半はミスもあったけど、スプーンが安定していた。先々週のHanasaka Ladies Yanmar Golf Tournamentは両サイドにバンカーがあることが多くて、右左どっちかに入っていたので、ティーショットではスプーンを多用するようになりました。ジュニアのころはトップすることが多くて、苦手だったんですけど、ドライバーより曲がらないし、スプーンでも230～40ヤードぐらいは飛ぶので、自信が付いてきました」。ドッグレッグやティーショットの落とし所が狭い千葉カントリークラブ 野田コースを3番ウッドで見事に攻略した。

　余談だが、小野は最近映画鑑賞にハマっていて、昨日も“トランスポーター”を見たという。「運転がうますぎるところから見入ってしまったんですけど、予想もしてない思いがけないことが起こるところがおもしろいです。トランスポーターって簡単に言うと、何でも運ぶプロの運び屋さんが主人公なんですけど、私もプレーがうまく運べるようになりたいです（笑）」と初々しく茶目っ気たっぷりに笑っていた。

　今年は、ステップアップツアー複数回優勝を目標に掲げている小野。初日から絶好の位置につけ、まずは1勝目を目指し、明日も難コースに挑む。