1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 「大阪出身だからパナソニックは絶対に勝ちたい!」谷河枝里子が首位に浮上

2017.4.20

「大阪出身だからパナソニックは絶対に勝ちたい!」谷河枝里子が首位に浮上

 2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第3戦『パナソニックオープンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の大会2日目が、千葉県野田市の千葉カントリークラブ 野田コース(6,512ヤード/パー72)で行われた。3位タイからスタートした谷河枝里子が69をマークし、通算4アンダーで首位タイに浮上した。単独首位スタートの鈴木麻綾は、73とスコアを1つ落としたものの首位タイをキープ。通算3アンダーの3位に野澤真央、通算1アンダーの4位に木村彩子が続いている。(天候:晴れ 気温:18.4℃ 風速:2.6m/s)

 「スタートのティーショットが林の中に入って出すだけだったんですけど、ガッツパーでした。今日はそこから始まりました(笑)」と1番ホールをパーで切り抜けた谷河枝里子。「前半はパットが良かった。11パットは人生初です」と前半だけで4つのバーディーを奪った。「このコースはバンカーが入りやすいところにある。グリーンも止まらないので、手前から攻めていった」。後半でスコアを1つ落としたものの通算4アンダーの首位タイでホールアウトした。

 今大会の共催社、パナソニック株式会社は大阪に本社を置いており、大阪出身の谷河にとっては、小さいころから慣れ親しんでいる企業のひとつでもある。「研修生のころの支配人が松下政経塾出身だったので、礼儀作法についていろいろと教わりました。創業者の松下幸之助さんは、社長なのに自らトイレ掃除をしたりと、『実るほど頭を垂れる稲穂かな』って言葉は、この人のためにあるんだなって思いました」。

 パナソニック株式会社を一代で世界的企業に築き上げた経営の神様・松下幸之助は『失敗の多くは、成功するまでに諦めてしまうところに原因があるように思われる。最後の最後まで諦めてはいけないのである』とゴルフにも通じる言葉も残している。「このコースは18番のパットが終わるまで気が抜けません。あっ、スコアカード出すまでか(笑)。大阪出身なんで、パナソニックオープンレディースは絶対に勝ちたいです!」と松下幸之助の教えを胸に最終日に挑む。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索