ふくやカップマダムオープン　1日目

2013年度LPGAレジェンズツアー『ふくやカップ2013マダムオープン』（賞金総額1,000万円、優勝賞金150万円）大会第1日が、福岡県糸島市の福岡雷山ゴルフ倶楽部（プロの部：6,012Yards／Par72　アマの部：5,476Yards／Par72）で開催された。

梅雨のシーズンにも関わらず快晴微風のコンディションに恵まれた大会初日。この日トップに立ったのは、2011年の『LPGAレジェンズチャンピオンシップ』を制した高又順（コウウスン・韓国）と、今大会がレジェンズツアーデビュー戦となった曽秀鳳（ソシュウホウ・台湾）。高は5バーディー・1ボギー、曽は4バーディー・ノーボギー、共に68ストロークとして首位に並んだ。

ここ数年は腰痛に悩まされ、思うようなプレーができていなかったという高又順だが、この日は「3年振りにいいゴルフが出来た」と納得の表情。「去年は優勝ができなかったので、2年前の優勝を思い出しながら自分のゴルフを信じて、今季はレジェンズツアーで一勝を飾りたい」と優勝への意欲を語った。

同じく首位に並んだ曽秀鳳は、前日のプロアマトーナメントでつかんだコースの感触を手がかりにノーボギーの安定したプレーを披露。「明日の最終日も自分を信じてゴルフをしたい」と、レジェンズツアーデビュー戦での初優勝を狙う。

アマチュアの部は、75ストロークをマークした伊藤京子さんが単独首位に立った。「プロと一緒のプレーでも緊張することなく、18ホールを楽しくラウンドすることができました。ショットもピンにからみ、バーディ－を2つもとることができた。この好調を明日も維持したい」と笑顔で語った。

また、本大会2011年のチャンピオンである前田日出子が、11番ホール（パー5・471ヤード）の第3打をサンドウェッジでカップインし、イーグルを記録。全てのロングホールが対象となるイーグル賞達成の第1号となった。