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2013.6.8

ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目

徹底して刻む

LPGAツアー第14戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』の大会2日目が6月8日(土)、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブ(6,336Yards/Par72)で開催された。2日目を終え、表純子、福田裕子、タミー・ダーディン(豪州)、葉莉英(イエリーイン・中国)の4選手が首位に並び、混戦模様で最終日を迎える。(天候:晴れ、気温:23.8℃、風速:1.6m)

スタート前は2日連続同組の表と談笑するなど、リラックスした表情を見せた福田裕子。しかしいざスタートしてみると、順調にスコアを伸ばす表とは対照的に、ボギー先行の苦しいゴルフ。「前半はショットが全然ピンにつかなかったので、今日はパープレーなら良いと思っていました」と消極的になったが、コースに対する姿勢は変えることは無かった。


徹底して刻む。

これが彼女のテーマ。「フェアウェイからピンに寄らなくても、とにかく刻んで行こうと思いました。ピンまでイメージしやすい時も、手前から。特別なことは何も無かったです」。後半に入ってもティーショットで3番ウッドやユーティリティクラブを選択し、フェアウェイをキープ。ピンに絡むスーパショットこそ無いが、ボールはグリーンを確実に捕らえた。結果は4バーディー。 徹底した意志とマネジメントが好結果を引き寄せた。 「もちろんチャンスがあれば勝ちたいですし、お世話になった人たちに恩返しもしたいです。でもそう簡単にはさせてくれない。明日も自分のやることをしっかりとやるだけ」。初めて首位で迎える最終日。徹底した意志を貫けば、自ずと道は開ける。


一方、一時は単独首位に立ちながらも後半は伸び悩んだ表純子。辛うじて首位の座は守る形となったが、表情は明るい。15番では「ティーショットで左を狙ったけど、曲がるのが早すぎた」とピンチを迎えるも、5メートルのパーパットを沈め、粘り強さを発揮。「明日も最終組から外れた方がやりやすいと思っていたら外れたし、運もあると思う」と7年ぶりの優勝へ向け好感触を得た。


葉莉英 (1位タイ:-8)
「今日はアイアンとパターが良かったですね。自分のリズムもいいと思います。アイアンのシャフトを3~4週間前に替えて、やっと慣れてきました。スイングも、前に手首を痛めてから手に負担がかからないように改造して、それがやっと身に付いてきました。去年のオフから取り組んでいます。スイングもクラブも調整中ですし、優勝はあまり考えないで自分のリズム、自分のゴルフが出来れば良いと思います」。

タミー・ダーディン (1位タイ:-8)
「今年は毎日課題を直そうとしながらやっています。明日はいい位置だけど、チャンスだとは思っていません。今日もラッキーだっただけ。明日は一発でもいいから、これからの自信につながるショットが打てれば」。


堀奈津佳 (5位:-6)
「ショットの調子は昨日のほうが良かったけど、昨日は調子がいいからピンを狙って外してボギーを打ったりだったので、今日は安全な所を狙ってボギーを減らそうと心がけました。すごくいいラウンドが出来たと思います。(明日に向けての意気込み)やはり優勝したい気持ちはあります。けれどもこれまではトップの人を追いかけて空回りすることが多かったので、明日は優勝じゃなくても、自分がしたいと思ったことをやれるようにゴルフをしたいです」。

佐伯三貴 (6位タイ:-5)
「(今日は)フラストレーションが溜まりましたね。でもノーボギーなのでいいんじゃないですかね。こんな日もあるかなと思ってキレずに出来たし。逆に自分を褒めたいですね。いつもならブチッときてたかもしれないし、明日に向けてさらにヤル気が増しました。アイアンがくっつかない苦しい展開でしたけど、いいパーもたくさんあったし、明日に向けて爆発しそうなフラストレーションが溜まったので、噴火できるといいですね」。

藤本麻子 (6位タイ:-5)
「(この2日間は)上手く自分のスイングが出来ていて、それがスコアに結びついているので自信になります。もっとみなさんの期待に応えたい気持ちはあります。今日みたいないいプレーをすれば自分に自信が持てるし、次のゴルフにもつながる。今週のプロアマで徳光(和夫)さんと回って、サインに“今日の自分に明日は勝て!”と書いていただいて、今の私にはもってこいの言葉。今日もこの言葉を思い出しながらラウンドしました」。

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