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2013.7.30

最終プロテスト 1日目

成田美寿々が5アンダーで首位発進

 兵庫県の美奈木ゴルフ倶楽部で実施された、2013年度LPGA最終プロテスト(3日間)の初日は成田美寿々が7バーディー・2ボギーの67と貫禄のプレーをみせ、5アンダーで単独首位に立った。2打差の2位には、堂西亜希子。3打差の3位には鈴木愛が続いている。(天候:曇り、気温:28.1℃、風速:5.8m)

 3日間・54ホールを終えて、上位20位タイまでの者がプロテスト合格者となり、合格後2年以内に行われるLPGAステップ・アップ・ツアーへの出場権が与えられる。またトップ合格者には、『meijiカップ』からのLPGAツアー出場権(日本女子オープン、ミズノクラシック、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを除く)が与えられる。

※ 一般の方のご観戦はお断りしています。どうぞご了承ください。


 「頑張りました。レギュラーツアーの品を下げるようなことはしたくなかったので」。首位に立った成田美寿々はプロ入会こそしていないものの、ツアー出場資格を持ち、レギュラーツアーで優勝もしているトップ選手。アマチュアや研修生が多数を占めるプロテストで出遅れるわけには行かない。そんなプレッシャーが見え隠れするなか、初日から貫禄のプレーを見せた。この日心掛けたのは「パー5を取りこぼさないこと」。その目標通り、出だしの1番・パー5では2打目をグリーンカラーまで運び、楽々とバーディー。続く2番では下りのスライスラインを決める。これで完全に流れを掴むと、残りのパー5でも全てバーディー。「2つボギーを打ってしまいましたけど、とりあえず目標は達成出来ました」と笑顔が溢れた。


 「やはりプロのライセンスを取りたいという思いはありますし、私と同じように単年登録だった山村彩恵さんが、プロテスト受験を機に調子を上げたのを見て、私も良い起爆剤にしたいと思いました」。2011年にもプロテストを受験したが、「1位しか無いとプレッシャーを掛けすぎて」まさかの不合格。苦い思い出を払拭し、さらには浮上のきっかけを掴みたい。そんな思いが受験を決意させた。「目標は毎日3アンダーの9アンダーだったので、貯金が出来ました。今は最低でも合格と思ってやっているし、心技体も成長していると感じています。(2週間のオープンウィークで)ツアーに出場しているみんなは休みを取れているというのはありますけど、再開した時に私のほうが試合勘はあるぞとも思っています」。ツアー後半戦の主導権を握るためにも、ここで主役の座は譲れない。


堂西亜希子 (2位:-3)
「ショットが良く、パターも入ってくれました。(2度目の受験)前回は4打足りずで、色々考えながら1年練習して来ました。ショットに関しては精度が上がったと思います。今日はもったいない3パットとかがあったので、そういうミスを無くしていきたいですね」。


鈴木愛 (3位:-2)
「ショットはよかったんですけど、パッティングの距離感があんまりで、前半バタバタしました。でもスコアとしては最高です。3日間トータルでアンダーで回りたいと思ってるので、明日以降もオーバーパーを打たないように気をつけたいです」。

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