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2013.8.1

最終プロテスト 最終日

20名がプロテスト合格!
トップ合格は、20歳の倉田珠里亜

 兵庫県の美奈木ゴルフ倶楽部で実施された、2013年度LPGA最終プロテストの最終日は、3日間通算3オーバーまでの20名が合格。晴れてLPGA会員としてスタートラインに立った。

 トップ合格は通算8アンダーで、奈良県出身の20歳・倉田珠里亜。次週の『meijiカップ』から14試合のLPGAツアー出場権(日本女子オープン、ミズノクラシック、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを除く)を獲得した。また合格者には、2年以内に行われるLPGAステップ・アップ・ツアーへの出場権が与えられた。(天候:曇り、気温:30.0℃、風速:1.8m)

 悔しい思いをした昨年のプロテストから1年。首位と2打差の好位置からスタートした倉田が、6バーディー・2ボギーの68とスコアを4つ伸ばし、「トップ合格」というおまけつきで、見事リベンジを果たしてみせた。出身は奈良県だが、小学生の時にテレビで「さくらゴルフアカデミー」を見て「何歳になってもできるスポーツだ」とゴルフに憧れ、アカデミーのある鹿児島行きを両親に直訴。「行きたいなら好きにしい」と快諾をもらい、ゴルフ漬けの中学・高校時代を鹿児島で過ごした。

  高校卒業後は地元奈良県のゴルフ場に戻り、昨年のプロテストを受験したが、合格に4打足りず悔し涙。「今のままじゃ厳しい」と、心技体を徹底的に磨き、見事トップ合格で成長を証明してみせた。トップにご褒美で与えられる来週からのレギュラーツアー参戦権。「お母さんがジュリア・ロバーツが好きで、めっちゃ気に入ってます」と授けられた「ジュリア」という名。その名を全国に広める絶好のチャンスがやってきた。


成田美寿々 (2位:-7) ツアー優勝者として初受験
「めちゃくちゃ悔しいです。今日はショットがキレキレだったんですが、パットがひとつも入ってくれなかったです。口では合格すればいいと言っていましたけど、悔しいです」。

藤田光里 (6位タイ:-2) 初受験で合格。北海道女子アマ5連覇
「前半は緊張しました。でもパターがポンポン入ってくれて、助かりましたね。今はまだ合格した実感が無いので、まだ頭の中がピリピリしています。これで一つの区切りがついたので、今後は強いプレーヤーになりたいです」。

酒井みゆき (12位タイ:+2) 19度目のテスト受験。出場最年長40歳で合格
「20歳の時からテストを受けて、19回目。最終テストまで進んだのは3年ぶりでした。ティーチングA級のライセンスも持っているんですが、ティーチングだけでゴルフの腕が無いと言われるのが嫌で。教えることが大好きなので、今後もレッスンはやめません。でもツアーも楽しそうですね」。

土田沙弥香 (15位タイ:+3) 2日目62位から逆転合格
「決められる所で決めたいと1日思っていました。最終ホールはアプローチを50センチに寄せんたんですが、緊張で手が痺れてマークしてボールを置くときも手が震えました。周りからは諦めるのはまだ早いと言われ、その気持ちを忘れずに頑張りました。将来はスポーツマンとして素晴らしいと言われるプロになりたいです」。

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