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2013.8.30

ニトリレディスゴルフトーナメント 1日目

LPGAツアー 北海道3連戦開幕!
穴井詩が“許すゴルフ”で、2年連続首位発進!

 今週から始まるLPGAツアー北海道3連戦の初戦、『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の第1日が、北海道苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部(6,480ヤード/パー72)で開催された。

 大会1日目は穴井詩(らら)がランキング独走となる今シーズン7個目のイーグルを奪うなど、1イーグル・4バーディーの66。昨年に続き、2年連続で首位発進を決めた。1打差の2位にイ ジミン(韓国)。2打差の3位に福田裕子が続いている。(天候:雨のち曇り、気温:23.6℃、風速:1.1m)


 「相性!?うーん、悪くはないですけど、洋芝はターフがよく取れるのでヘッドの抜けが良く、イメージがしやすいです」と語るのは、昨年に続き首位発進となった穴井詩。3番・パー5では3打目残り80ヤードから、58度のウェッジでショット。ボールはピン奥5メートルに落ちたが、ここからバックスピンでボールが戻ると、何とカップイン。このイーグルで「気持ちに余裕が出来て、勢いにのることが出来ました」と流れを掴むと、7番、8番で連続バーディー。最終18番ホールではティーショットを右の林に曲げたものの、ラフからの2打目をフェードボールであっさりとグリーンに乗せ、パーをセーブ。この日をノーボギーで締めくくった。


 2週前は仲の良い成田美寿々がツアー2勝目を挙げ、「もちろん、すごい刺激になりました」と奮起。「成田さんからは、私(穴井)が優勝したら泣くと言っていたので、是非泣かせたいと思います」と力が入る。しかし力が入り過ぎて空回りしてしまうのも穴井の欠点。昨年の今大会は力が入りすぎるのを意識する余り、ゆっくり振ることに集中したが、あまりの緊張のため、スコアを伸ばしきれなかった苦い思い出がある。だからこそ「今週はいいショットを打った時は自分を褒めるようにしてみようかと思って。いつもならもうちょっとこう出来たと思うのを、自分を許すようにと思いました」と心に決めた。

 「今日はこれは良いんじゃないかと思ったのは3回。3番のイーグルは85ヤード打って、5ヤードバックスピンで戻して、完璧ですね。それに8番・パー3のティーショット。方向も距離も思った通り。あと13番のパッティングの読み。あそこはスライスに見えて、フックライン。自分でもよく読んだと思います」と充実した表情。緊張のあまり手が震え、吐き気を覚えたという昨年とはひと味違いそうだ。「本音を言えば、早く優勝したいけど、なるようになる」と腹をくくって2日目に臨む。



イジミン (2位:-5)
「今日はショットもパッティングも良くて楽にプレー出来ました。(姉のイジウと)一緒に試合に出ていますが、仲良くお互いに助け合っています。明日も今日みたいに気楽にプレーしたいです」。

福田裕子 (3位:-4)
「今日は手ごたえとしては結果オーライです。ちょっとショットの調子が悪いのですが、全体的にパットが入ってくれました。シビアなパーパットが入ってくれましたね。朝結構雨が降っていたので、飛ばない前提で番手を上げて、グリーンも柔らかいのでピンをデッドに狙っていきました」。

浅間生江 (4位タイ:-3)
「今日はパッティングラインが結構読めていました。ショットも良かったですけど。先週からパッティングのフィーリングが良くタッチが合っています。午後も雨がやみましたが、うまく対応出来ました。明日もゼロからの気持ちで1打1打集中してラウンド出来たらいいなと思います」。

アンソンジュ (6位タイ:-2) ※ディフェンディングチャンピオン
「今日は初日としては悪くなかったですが、もうちょっと伸ばせるかなと思いました。ショットは良かったですが、パッティングが入らなくて残念です。明日はムービングデーだし、プレッシャーがかからないようにして、良いプレーが出来るように頑張ります」。

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