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2013.9.3

LPGAレジェンズチャンピオンシップ supported by エリエール 1日目

野性に戻った!大金寿子、前田日出子が首位発進

 2013年度LPGAレジェンズツアー公式戦 『LPGAレジェンズチャンピオンシップ supported by エリエール』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の第1日が、福島県いわき市の五浦庭園カントリークラブ(6,116ヤード/パー72)で開催された。

 雷雨の影響により約2時間半の競技中断を挟んで行われた大会初日。昨年の本大会で4位に入った大金寿子と2011年のふくやカップマダムオープンで優勝している前田日出子が5バーディー・2ボギーの69で首位タイに立った。1打差の3位にケイジャンヌ、さらに1打差で木村敏美、藤井かすみ、中野晶が続いている。ディフェンディングチャンピオンの森口祐子はイーブンパーの7位タイスタート。(天候:雨、気温:24.6℃、風速:4.2m)

 雷雨の影響により約2時間半の競技中断を挟んで行われた大会初日。昨年の本大会で4位に入った大金寿子と2011年のふくやカップマダムオープンで優勝している前田日出子が5バーディー・2ボギーの69で首位タイに立った。1打差の3位にケイジャンヌ、さらに1打差で木村敏美、藤井かすみ、中野晶が続いている。ディフェンディングチャンピオンの森口祐子はイーブンパーの7位タイスタート。(天候:雨、気温:24.6℃、風速:4.2m)


 雷雨により2時間半のスタート遅れがあっても、大金寿子は「スタート前にもう一回練習をして、スイッチが入れなおすことが出来ました」と元気いっぱい。「いやー、内容は全然ナイスじゃなかったんですけど、今日はラフからでもピンについてくれたのと、内容の割にパッティングが良かったです。パーパットも結構はいってくれました。よく我慢出来たと思います」と5バーディー・2ボギーで首位タイ。今年で50歳を迎える彼女だが、昨シーズンはレギュラーツアー出場を目指し、ファイナルQTまで進出。今年はすでにステップ・アップ・ツアーに5試合出場し「やっぱりレギュラーの子はインパクトもショットもすごいので刺激になりますね。私も負けずにやろうと思っています」と奮闘している。

 現在は千葉県で週2回レッスンをする傍ら、試合へ向けて練習を重ねる毎日。「最近はステップの試合が続いているので、今はレッスンも休みだらけで…。生徒さんには頑張ってと言ってもらっているのでありがたいです」と恐縮気味。周りの期待も当然高まるだけに、1年に1回の公式戦で結果を出すために準備を重ねてきた。

 その一つがトレーニングも兼ねて行っているフットサル。「佐々木慶子さんや西山ゆかりさんなんかと。ちゃんと先生もいて、縄の上をピョンピョン飛んだり、ダッシュしたりで本格的なんです。今までいろんなトレーナーにつきましたけど、フットサルは童心に返った感じで、全身で動くんです。走ったり飛んだりすることって普段あまりないじゃないですか。だから50歳だけど、野性が戻ったと言うか(笑)。昔からすばしっこいタイプだったので。ドライバーは220ヤード位だったのが、今は230~40は飛ぶようになりました」とその効果は抜群。長丁場となったこの日だが、最後まで飛距離は落ちなかった。

 「まだ初日ですし、このパッティングが明日も続けばいいけど、ティーショットが…。でもこのコースは多少曲がってもOKなので、ショットを調整して、明日は明日の風が吹くということで」と最後も元気いっぱいの笑顔で語ってくれた。


前田日出子 (1位タイ:-3)
「ショットが良くて、結構ピンに付きました。ボギーもいくつかあったけど、ショットは安定していましたね。(レッスン活動も精力的ですが、練習する時間は?)メトログリーン東陽町で週1回、ロッテ葛西は週3回夜だけ活動しています。スイングをレッスンしながら、私も勉強して、自分で教えていて得るものがあります。あとは全体的にシンプルに振ることですね。(明日以降への意気込みは?)一打一打集中していきたいです」。

ケイジャンヌ (3位:-2)
「ドライバーはほとんどフェアウェイでした。アイアンが引っかかるホールが何ホールかありましたが、パターも読めて思った通りに打てました。中断はスタートする前だったので、ラッキーでした。ふくやカップでは終わりボギーボギーで自滅したので、(明日以降も)今日みたいに落ち着いて出来れば。目標はひとつです!」

木村敏美 (4位タイ:-1)
「レジェンズルーキーです(笑)。レギュラーとは違う雰囲気だし、逆に変に気を使わなくて済むからやりやすいし、逆に刺激があってよかった。スコアは悪くないんだけど、内容が…。中断で待ったりして、少し疲れたかな。メジャーが2試合続くから盛り上げていきたいですよね。3日間競技だし、プレッシャーがかからない良い位置かもしれないね」。

藤井かすみ (4位タイ:-1)
「最後は左に入れて1ペナだったんですけど、5メートルぐらいを入れてナイスパーでした。レジェンズは去年から出られたんですけど、思うようにクラブも振れなかったんで…。クラブハウスに入った瞬間に懐かしい匂いがして、久しぶりに緊張している自分が楽しかった(笑)。目標はいっぱいありますけど、明日も明後日もドキドキしたいです」。

森口祐子 (7位タイ:イーブン)
「今日のセッティングではまずまずだと思います。上がりはバーディーが入らなかったけど、こんな遅く、最後まで応援してくれている方がいてうれしかったです。41勝していても昨年3回目の優勝者になれたことが本当にうれしかった。今週、結果はどうであれディフェンディングとして迎えられて、この1年ずーっと夢を見ているようだった」。

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