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2013.9.20

マンシングウェアレディース東海クラシック 1日目

テーマは"心穏やかに" イナリ静かに首位発進

 LPGAツアー第26戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円))の大会1日目が、愛知県知多郡の新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6,399ヤード/パー72)で開催された。

 この日7アンダーで首位に立ったのは、韓国のイナリ。1打差の2位に豊永志帆が続き、さらに1打差の3位タイに宮里美香ら5名が並んでいる。(天候:晴れ、気温:26.7℃、風速:2.1メートル)


 「楽しかった」と満面の笑みでこの日のラウンドを振り返ったイナリ。2週前のゴルフ5レディスに続く首位発進を華麗に決めてみせたが、そのゴルフ5レディスと先週の女子プロ選手権でのプレーが教訓になっているという。

 「2試合とも1日目はいいスコアだったんですが…」と語るように首位発進を決めたゴルフ5レディスは最終的に12位フィニッシュ。5位発進だった選手権は32位フィニッシュと2日目以降思うようにスコアを伸ばせなかった。「優勝したいという気持ちが強く出すぎてしまって…」と気持ちを上手くコントロールできなかったのがその原因と自己分析。これまで約2,800万円の賞金を獲得しており、5年連続のシード権獲得はほぼ確実。あとは悲願の初優勝だけ。「スタートラインに立ったつもりで頑張ります」。残り2日間、それはもちろん狙っていく。ただし、心穏やかに。


 自身ベストスコアタイの66ストロークを叩き出した豊永志帆。後半9ホールで6つのバーディーを奪うという圧巻の内容だったが、実はこれ“ぶっつけ本番”で挑んでのものだった。

 「北海道3連戦で結構疲れていて…。2ヶ月ぶりぐらいに実家に帰ったんですけど、もう家から出たくないぐらい疲れていました」と、連戦の疲れは若い豊永の体にもしっかりと蓄積していた。取った作戦が練習ラウンド回避だったが、「意外にそれが良かったんですかね(笑)余計なことを考えないで済みました」とこれが大当たり。豊永の賞金ランキングは現在61位。ここで頑張ればシード権確保も見えてくる。「明日、明後日も余計なことは考えないで」。まずは2日間、無欲を貫きたい。


 初日4アンダーで8位タイの好位置につけた、今季プロテストトップ合格の倉田珠里亜。トップ合格により今季ツアー後半戦の出場資格を得たことで生活が一変し、8月のmeijiカップから全国を転戦しているが、「最初はまわりを見ながらやっていましたが、少し慣れてきて自分のプレーに集中できるようになってきました」と、ツアーに慣れてきたのが今日の好スコアの要因でもあるようだ。

 「緊張はもうほとんどしないです。楽しんでやれています」と屈託無く笑う笑顔が魅力の若干20歳。どうやら彼女には怖いものなど無さそうだ。


イボミ (3位タイ:-5)
「今日もゴルフの調子が良かったです。ショットもいいし、パターも難しいラインが入ってくれたし。(2週連続優勝)いままでしたことはないです。出来たら良いですね」。

宮里美香 (3位タイ:-5)
「(森田、比嘉と同組)昨日からずっと楽しみにしていました。理香子は久しぶりに一緒に回りましたが、だいぶ安定してきましたね。なんというか落ち着いてる感がハンパ無いです。真美子はちょっと荒れていましたが、すごくいいゴルフができていたと思うし、お姉さん的にはうれしい気持ちで見ていました(笑)。いろんな話もできましたし、楽しかったです」。

飯島茜 (8位タイ:-4)
「ショットはずっと良くて、パッティングで悩んでいたんですけど、だいぶ良くなってきて、それがスコアに繋がってくれました」。

青山加織 (8位タイ:-4)
「初日に出遅れることが多いので、いいスタートが切れました。明日、明後日と、今日のスコアに自信を持って、最後の2ホールのボギーの悔しさも持って、プレーしたいと思います」。

横峯さくら (8位タイ:-4)
「(3番から3連続バーディー)その後もチャンスはあったのですが、決めることができませんでした。でもスタートとしては良かったです。このコースはフェアウェイにおいていけば、バーディー合戦になる。明日も天気が良さそうなので、バーディーを獲っていきたいです」。

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