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2013.11.15

伊藤園レディスゴルフトーナメント 1日目

“私にも出来ると思ってやってきました”
プロ3年目・21歳の吉野茜が自己ベストで単独首位!

 2013年度LPGAツアー第34戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』の大会1日目が、千葉県長生郡長南町のグレートアイランド倶楽部(6,639ヤード/パー72)で開催された。

 プロ3年目の吉野茜が7バーディー・ノーボギーで65の自己ベストをマークし、単独首位に立った。2打差の2位タイに穴井詩、金田久美子、金ナリ(キムナリ・韓国)の3選手が続いている。(天候:曇り時々雨、気温:12.4℃、風速:2.3メートル)


 主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を勝ち上がった吉野茜が、並み居る強豪を押しのけてロケットスタートを決めた。これまでレギュラーツアーでの戦歴は7試合で予選通過が3回。最高順位は36位タイと全くの無名と言っていい選手だが、この日はいきなり主役に躍り出た。2011年にプロテストに合格し、同期には堀奈津佳や斉藤愛璃など、すでにレギュラーツアーで活躍している選手も多数。「プロになったときは、どちらかと言えば私はその時にたまたま調子が良くて合格した方。力のある選手とは差があったと思うけど、優勝する姿を見て私も刺激になりましたし、私にも出来ると思ってやって来ました」と、華々しく活躍する同期の選手にいつかは追いつこうと、地元の千葉県を拠点に練習に励み、ステップ・アップ・ツアーを主戦場に経験を積んだ。


 先週は来季のツアー出場権をかけたセカンドQTに出場し、見事サードQT進出を果たした彼女。「今までは半分以上の選手は通る競技なのに、一度も通ったことが無くて、どういうこと?と思っていました。それから厳しいトレーニングのおかげで飛距離も伸びましたし、アプローチは元々得意。今年は最終日も落ち着いて出来ました」とようやく自信を取り戻した。そして"次のサードQTのために良いゴルフを"と、実力を試す意味で挑んだ今週のマンデートーナメントも4アンダーで見事に通過。本戦出場の切符を手にした。

 迎えた今日のラウンドは「マンデーが4アンダーだったので、今日は4アンダーが目標でしたが、前半で4つまでいってしまったので、あと2つ取ろうと思いました。7アンダーはプライベートも含めて自己ベストタイです」と本人も想定以上の快進撃で上位フィニッシュが見えてきた。「明日は初めての最終組ですけど、挑戦者のつもりでやりたいです!」と最後は力を込めた彼女。怖いものなしの勢いは、優勝を目指す他の上位陣にとっても脅威となりそうだ。


金田久美子 (2位タイ:-5)
「(途中で足をつったようですが?)寒い時に水を飲むとトイレが近くなるので、あまり飲まないようにしていたらつってしまいましたね。15番のセカンドショットでつって、でもその後2連続バーディーだったので。先週、先々週からショットが良くなってきて、今日は不安なくゴルフが出来てたので、それを信じて3日間やり通したい。明日もビビらずに、今日持てた気持ちでいければ悪いゴルフにはならないと思います」。

穴井詩 (2位タイ:-5)
「今日はミドルパットが入ってくれました。5メートルとか、10メートルのも2つくらい入ってくれて。ドライバーが全く安定していなくて、右左にいってました。グリーンにはなんとか乗ってましたけど、もうちょっと楽な展開がいいです。明日以降はバラバラなショットを立て直していきたいです」。

金ナリ (2位タイ:-5)
「今日はティーショットもアイアンショットもよかったです。ドライバーが安定していたのでフェアウェイから打つことが出来たし、バーディーチャンスもたくさんあって、それを決めることが出来ました。残りの試合で今年2回目の優勝をしたい気持ちがすごく強いです。優勝への強い気持ちを持って、残り2日間頑張ります」。

原江里菜 (5位タイ:-4)
「結構難しいラインからのパッティングが入ったりしてたので、もったいないミスもありましたけど、トータル的にはいいプレーだったと思います。全体的な調子はいいですね。リコーカップ出るのを目標に残り2試合やろうと思っていますけど、一日一日を大事に。今のパッティングの調子なら(多少のミスは)取り返せるので、明日は積極的にやることを心掛けたいです」。

森田理香子 (11位タイ:-3)
「今日はショットも良くて、もったいないパッティングもあったけど結構バーディーも取れて、久しぶりによかったです。(横峯選手と同組でのラウンド)みんな意識すると思うし、気持ちを隠さないでやっていいんじゃないかと思って、表に出していこうと。こういうペアリングには意図があると思いますけど、それも楽しんで。最終戦では一緒になると思うし、さくらさんの良いところを勉強していこうと。まだまだ練習しないといけないと思ってます」。

横峯さくら (21位タイ:-2)
「チャンスはあったけど、パッティングの距離感が合わなくて…。今日もOKラインを上げることなく出来たのはよかったっですけど、ロングで1個もバーディーを取れないのはもったいなかったかな。残り3試合なので、一日一日大切にしていきたいです」。

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