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2014.8.15

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 1日目

スタートダッシュは勝利の予感
金ナリが自己ベストタイで単独首位発進

 2014年度LPGAツアー第22戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の1日目が、長野県の軽井沢72ゴルフ 北コース(6,555ヤード/パー72)で開催された。

 大会初日は、9バーディー・2ボギー、7アンダーの65をマークした金ナリ(韓国)が単独首位に立った。1打差の2位タイには、酒井美紀と先月プロテストに合格した山城奈々、2打差の4位タイグループには、福嶋晃子、服部真夕、渡邉彩香、ウェイユンジェ(台湾)、吉田弓美子の5名が続いている。(天候:曇り、気温:24.8℃、風速:1.9メートル)


 9バーディー・2ボギーの65で自己ベストタイを叩きだした金ナリが単独首位と好発進を決めた。前週の「meijiカップ」は欠場したため、2週間の休養期間を取って臨んだ今大会。休暇中は韓国に戻り、ピラティスに行くなどリフレッシュした。今季は金にとって不本意な成績が続いている。

 今シーズン予選落ちが出場した19試合中7試合を数える。現在の賞金ランキングが42位というのも必然だ。低迷の原因を紐解くと、初日の成績に行き当たる。今季の初日の成績は、最高で14位タイ。50位以下で終えた初日が11試合と、出場試合数の半分を超える。明らかにスタートダッシュに失敗している。しかし、今大会は堂々の首位発進。昨年優勝した『スタジオアリス女子オープン』も首位タイで初日を終えた。縁起のいい“スタートダッシュ”。通算3勝目に向けて視界は明るい。


 2週間前のプロテストに合格し、晴れてLPGA会員となった山城奈々が6バーディー・ノーボギーの66で回り、2位タイと初優勝に向けて絶好のスタートを切った。今季はTPD単年登録をして参戦。シーズン当初は予選落ちが続くなど苦戦を強いられたが、6月の『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』からは出場した試合全てで予選通過。「その頃(ヨネックスレディス)からアイアンショットが安定してきて、スコアにつながってきている。オフからコントロールショットの練習をして、最近それが身に付いて安定してきた」と、好調の要因を語った。今季の目標を当初、”予選通過”と語ってきた山城だが、今は「シードを取りたい」と上方修正。これも自信の現れか。明日は好調なショットを武器に更に一つ上の順位を目指す。

酒井 美紀 (2位タイ:-6)
「前半ショットが安定していなくて、グリーンを外して、アプローチ、パットでしのいでいました。安定していないとはいえ、距離の長いコースなので、グリーンに乗らなくてもしょうがない、落ち着いてやろうと心掛けていました。周りを気にしてしまうので、今日は悪く言えばずうずうしく行こうと。今日はロングパットが決まって、入って欲しいパットが入ってくれたので、明日も続くとは限らないけど、伸ばせるようにしたいです」。

福嶋 晃子 (4位タイ:-5)
「上出来です。私の今のゴルフにしたら。ショット1つずつはそんなに良くないんですけど、パッティングが良かったのかなと。(母になって)あんまりゴルフのことを考える時間が少なくなっています。深く考えなくなりました。練習量も少なくなっているし、あまり自分に期待していないですね。目標は立てられないです。1打1打一生懸命って感じす」。

服部 真夕 (4タイ:-5)
「何よりノーボギーで回れたのが1番ですね。グリーンを外したのは1ホールだけですね。ショットより今日はパットが良かったかな。うまくタッチが合っていますね。ピンチは特になかったです。ほとんどお先にパットだったので、ロングパットもストレス無く、次のホールに行けました。(明日は)伸ばし合いになると思うので、しっかり取って、伸ばしていければ」。

吉田 弓美子 (4位タイ:-5)
「先週からの流れでショット、パットともに良い感じで入ってくれました。今週は初優勝の会場ですし、思い入れもあります。シード確定ラインまで結果を残せていないので、トップ10までに入れればと思ってきましたけど、初日としては良かったですね。ここはスコアがでるコースなので、丁寧にやっていれば今の状態なら優勝争いに加われる自信はあるので、謙虚にいかず、しっかり上を目指していきたいと思います」。

渡邉 彩香 (4位タイ:-5)
「ロングホールで16番しか取れていないのが反省ですけど、初日にしては良いゴルフが出来たと思います。(福嶋さんとの2ラウンド目は)前より緊張しかなったですね。前半から福嶋さん、服部さんが良いゴルフをしていて、私も頑張ろうと。前半置いて行かれたけど、明日も回りたいから追いつこうと、結果的に同じスコアになれたので良かったです」。

原 江里菜 (9位タイ:-4)
「前半は良い距離のパットが決まってくれて、1.5~2mをとりこぼすことなく、バーディーも取れたので、流れが作れたかなと思います。(ホステスプロとして)緊張はありましたし、昨日の時点であまり良くなくて、不安もありましたけど、今朝の練習で良いフィーリングだったので、そのままスタートできればと。後半は最近の良い状態のプレースタイルで回れたと思うので、明日に繋がるかなと思います」。

成田 美寿々 (9位タイ:-4)
「ボギーが無かったのは、私としては100点あげたいぐらい頑張ったなと。(ディフェンディングとして迎えるが)いつもと変わらず心の波風立てずに行こうと。今日はそれが出来たと思います。昨日あまり調子が良くなくて、今日になって調子が戻ったのか距離が出るようになって、アジャストできたかなと。(連覇に向けて)やったことないので、やってみたいです」。


 この大会では、1番ティグランドで各選手のショット映像を撮影、「FlightScope Tournament System」により計測したショットデータと映像を併せてお楽しみいただけます。

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