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2013.4.16

ラシンク・ニンジニア/RKBレディース 1日目

 2013年度LPGAステップ・アップ・ツアー開幕戦『ラシンク・ニンジニア/RKBレディース』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の1日目が、福岡県福岡市の福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,367Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ時々曇り、気温:23.4℃、風速:6.9m。ステップ・アップ・ツアー開幕戦にふさわしく気持ちよく晴れ渡った初日。昼前から吹き出した強風のため、思うようにスコアを伸ばせない選手が多い中、2アンダーで単独首位に立ったのは、斉藤愛璃や堀奈津佳と同期の青木瀬令奈。1打差の2位にはステップで過去2勝を挙げている永田あおい、2打差の3位タイには山本亜香里、加賀其真美、アマチュアの権藤可恋の3名が続いている。

 前半で3バーディーを奪い、風が強くなってきた後半もノーボギーで耐えていた青木瀬令奈だったが、15番で2メートルのパーパットを左にひっかけてボギー。最終ホールもピタッとつけた1.5メートルのバーディーパットを外して、スコアを伸ばせず2アンダーでフィニッシュした。「流れ的にパッティングに違和感がありました。締りがよくない上がりでしたが、目標は一日2つ伸ばすことでしたから、ボチボチかな。昨日まわってみてインは距離も長くて難しかったので、耐える覚悟はしていました。14番ぐらいから風も強くなってきたんですけど、風は大好きなんですよ。逆にもっと吹けって思ってました(笑)。風が強いと地元(群馬県)を思い出すし、攻略してやるって思ってくるんです。風を読むのがすごい好きなんですけど、ここは舞ってたり、海風もあるので、結構読みにくいですね。明日は雨が止んで風が吹いてくれるように期待しています(笑)」とステップ・アップ・ツアー初優勝に挑む。

 青木は2週間前の『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』でレギュラーツアー初優勝を果たした堀奈津佳と同期の83期生。「刺激はすごい受けました。先週は焦りも多少あったけど、今週は奈津佳の力を借りたいなと思っています。サマンサパワーで頑張ります!」と昨年のステップ・アップ・ツアー開幕戦で優勝し、文字通りステップアップした堀の後に続きたい。


永田あおい (2位:-1)
「9番から3連続ボギーを叩いたけど、満足いくショットが打てていたので、気持ち的にはリラックスしていました。読みミスで、フィーリング的にはよかったです。風は仕方ないし、逆に吹いたりしていましたが、自分のスイングをするだけなので。明日は気負わず自分のプレー、自分のスイング、自分のゴルフをしたい」。

山本亜香里 (3位タイ:イーブン)
「今日はショットの調子は良かったけど、ちょっとバラついてシビアなパーパットが残ったりしたんですけど、決まってくれてガマンガマンでした。アプローチパターもよかったです。最後1.5メートルのパーパットを外して悔しい思いをしたので、明日は切り替えていいスタートを切っていきたいです」。

加賀其真美 (3位タイ:イーブン)
「スタートがピンチで8メートルのパーパットが入ってくれて気持ち的にラクになりました。このコースはジュニアのとき回ったことあるし、ステップが決まってからも何回か来たので、10回は回っています。今日はリカバリーがよかった。トップは目指していますけど、上を見過ぎないで目の前の一打に集中していきたいです」。

権藤可恋 (3位タイ:イーブン) アマチュア
「最近、スコアがまとまってなかったので、スコアや順位を気にせず一球一球、自分がやれることを無理せずにやりました。今日はバーディーを狙うよりもどうやってパーを獲ろうかを考えてプレーしました。ツアーは初めてですけど、自分のゴルフに一生懸命でドキドキとかはなく、程良い緊張感で集中できました。明日も今日と変わらずパーを重ねていくゴルフをしていきたいです」。

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