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2013.8.30

ごうぎんDuoカード・レディーストーナメント 最終日

平常心のラウンドで丁允珠が初優勝を飾る

 2013年度LPGAステップ・アップ・ツアー第5戦『ごうぎんDuoカード・レディーストーナメント』(賞金総額1,500万円/優勝賞金270万円)の最終日が、鳥取県西伯郡の大山平原ゴルフクラブ(6,382ヤード/パー72)で開催された。

 日本海側の前線や台風からの湿った空気の影響で、朝から雨模様となった最終日。最終組が前半を終了した時点で、首位スタートの鈴木愛と鎌田ヒロミが通算4アンダーでトップタイ。1打差の3位タイには杉本愛理など5名が続く混戦に。結局、今日スコアを3つ伸ばした丁允珠(ジョンユンジュ・韓国)が通算5アンダーで初優勝を飾った。1打差の2位には杉本愛理、さらに1打差の3位に鈴木愛が入った。 (天候:雨、気温:28.1℃、風速:1.7メートル)

 「まだ今も頭が痛いです。昨日も風邪薬が効かなくて熱が下がらなかった」と咳をしながら、優勝インタビューに応えてくれた丁允珠。「1番で2メートルのバーディーパットが入らなかったので、結果を意識しないで自分が出来る事をやろうと思った」と2番からパーオン出来ないホールが続いたが、アプローチでカバー。「自分が出来る事はヘッドアップしないようにとか簡単な事。優勝も全然考えてなかったし、一緒にまわった鈴木さんの “優勝したい”って気持ち、オーラが見えたけど、自分は自分。ビビらないで頑張ろうってラウンドしていました」。平常心のラウンドで、8番でバーディーを奪うと「身体がほぐれてよくまわるようになった」と10番、12番、13番でもバーディー。16番では「ティーショットを打つ前ぐらいにいけるかな」と、初めて優勝を意識すると、この日初となるボギーを叩いたが、これがいい薬になった。「セカンドでトップしてバンカーに入れたんですが、身体が硬くなっているのがわかりました。16番で気付けて、17番で元に戻せたのがよかった」と、17番で1ピンぐらい、18番でも2メートルのパットを沈めて優勝を決めた。

 「身体の調子が悪いのに優勝出来たのは、気持ちと考え方を自分の中で変えたから。勝とうと思ったり、自分の結果を意識したら自分自身にプレッシャーがかかるって今週わかりました。レギュラーでも結果は後から付いてくるから、自分が頑張るだけ」と2005年から挑んでいたレギュラーツアーに再び挑戦する。「2005年から日本に来たんですが、レギュラーツアーに出てるときも尊敬する具玉姫(クオッキ)さんが助けてくれたり、“頑張って”って声をかけてくれてたので、具玉姫さんのためにもレギュラーツアーで活躍して恩返しがしたい」と秘めたる思いを胸にレギュラーツアーに挑む。


杉本愛理(2位タイ:-2)
「また2位です。自分のゴルフには悔しいですけど、18番のパーで許します。18番で右のバンカーに入って狙おうか刻もうか迷ったけど、追いかけてるんで打とうと。予想以上にライが悪いところで、ラフとカラーの境目だったんですけど、上手いこと打てたので今日はそれで許します」。

祖父江歩(7位タイ:-1) ※3番ホールでホールインワン達成
「打った感触が良くて30センチ手前からそのまま入った。試合では始めてです。すごくうれしい! ここに来る前に出雲大社に行った甲斐がありますね(笑)。ごうぎんさんとも縁がありそうです。木村さんや大金さんや鬼澤のノブちゃんとか仲間にも感謝したい。仲間にご馳走したいですね」。

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