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2015.3.4

会長・小林浩美が熱血指導!玉城中学校で体験レッスン会を開催

  4日、LPGA会長・小林浩美、副会長・鈴木美重子が大会主催者と『ダイキンオーキットレディスゴルフトーナメント』が開催される琉球ゴルフ倶楽部に近い、南城市の玉城中学校を訪問。1年生を対象にした講演会、体験レッスン会を行った。

 生徒の目が光り輝いていた。大半はゴルフが初体験。未知の世界へ興味津々の様子だった。しかし、小林が、まず口にしたのは、プロゴルファーの厳しい現実。「協会には1000人を超えるプロがいます」と前置きし、「でも、ダイキンオーキッドレディスへ出場できる選手は、108人。さらに、予選カットがあるため、賞金を獲得できる選手は、全体の5パーセントだけです。見ている方は華やかに映るかもしれません。でも、厳しい世界です。私たちは、そういう職業を選択しました」。トーナメントの簡単なシステムを知り、生徒は一様に、「エーッ」と驚きの表情を浮かべる。

 その上で、どんなことにも通じるモチベーションについて、メッセージをおくった。「内的動機。つまり、自分自身の内面から湧き出るものです。たとえば、好きな勉強や趣味を、より好きになる工夫を見つけてください。その反対もあります。それまで興味がなかったものでも、自分で工夫をすることで、価値観がガラッと変わるかもしれない。広い視野をもち、好きなことを見つける。きっと、人生が豊かになると思う。プロゴルファーは、そういう気持ちで取り組んでいます」。

 一方、ショットとパッティングのゴルフ体験会では、初体験の生徒に、個別指導を行った。テニス部に所属する、高嶺朝輝さんは、小林から即席レッスンを受け、「最初は、難しくてビックリしました。止まっているボールを打つだけでもうまくいかない。だけど、小林会長のおっしゃる通りにしたら、ボールがうまく飛ぶようになりました。楽しかったです」。また、鈴木が指導した、大畑尚美さんは、「プレーしたことはありません。しかし、私は宮里藍プロの大ファン。あこがれの人です。今は、書道を一生懸命にやっているけど、ゴルフもやりたい。両親に話してみます」と満面の笑顔をつくった。

 6日は、体験学習の一環で、ダイキンオーキッドレディスの第1日を観戦する。すでに、各生徒は、ゴルフ用語、ルールなどを勉強中。同校の卒業生には、昨年プロテストを合格した大城美南海がいるだけに、親近感がわく。大城薫教頭が、こんな話を-。「時を守り、場を清め、礼を正すという教育理念があります。ゴルフはそのすべてが詰まっている。生徒たちにそれを感じてほしい」。地元で開催される開幕戦は、絶好のテキストとなりそうだ。


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