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2015.10.10

自己ベストを更新 大江香織はそれでも無欲の挑戦者

<写真:Masterpress/Getty Images>

スタンレーレディスゴルフトーナメント 東名カントリークラブ(静岡県)2日目

 怒とうの5連続を含む、1日で8バーディーを奪った。久々の優勝争いに大江香織が燃えている。「パッティングのフィーリングがとてもいい。難しいラインを残さないように、気をつけてマネジメントをしたのが良かったと思う。でも、よしっ、入れてやろう、と狙ったわけではない。とにかく、距離感を合わせることを最優先。おかげで、たくさんのバーディーが獲れました」と振り返った。6番から10番まで5連続バーディーは、自己ベスト。今年3月の『ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ』の4連続を上回るうれしいラウンドだ。

 良化の兆しがあった。それは、開幕前日に行われたプロアマ大会、大江はLPGA相談役・樋口久子と同組でラウンドを。「前半からどうしようかなぁ、迷っていたけど後半、思い切ってゴルフの悩みを打ち明けました。そうしたら、親切にワンショット、ワンショットをみてくださった。特に、これだ! と思ったのは、アドレスとショットのワンポイントアドバイス。とてもいいお話をうかがうことができた。良かったです。私がいうのもおかしいけど、教えるのもお上手。まだ確かめながらですけど、一生の財産にしたい。きょうの好スコアも樋口さんのおかげです」と明かした。

 7月から試行錯誤を続ける、パッティングフォーム改造もようやく固まりつつある。「左ひじを曲げてストロークをすることは、やはり他の人に比べると不利。だけど、私にはこれしかない。3年ぶりの優勝? あまり考えず、ボンヤリとしながらプレーします」。自信はあっても内に閉じ込め、最終日もまた無欲のチャレンジャーになる。

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