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2015.10.22

リセットで首位発進 原江里菜は『もう、1勝を』

<写真:Chung Sung-Jun/Getty Images>

 2015年LPGAツアー第32戦『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が10月22日、兵庫県三木市・マスターズゴルフ倶楽部(6,543ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目は絶好のコンディションで好スコアが続出し、大混戦。5アンダーで首位に立ったのは、原江里菜。1打差の4アンダー、2位タイにイボミ(韓国)、大西葵、北田瑠衣がつけた。(天候:曇り、気温:20.0度、風速:4.2メートル)

 リセットするため、1週間のインターバル。原江里菜が絶好のスタートを切った。「休養十分です。でも、リフレッシュすることより、試合中にはできない、スイング調整など練習重視の1週間。その効果がさっそく出ましたね」。今夏の『大東建託・いい部屋ネットレディス』で7年ぶりの優勝を飾っている。そうはいっても、反省なくして進歩はない。「終盤戦で、もう1勝。結果を意識してやりたい」と、あえて前週に、調整期間を設けた。やはり、優勝はいい!と実感したのは他にも理由がある。「優勝したら、開けよう」と先輩のたにひろえと約束した、世界最高級のワイン、ロマネ・コンティを今月11日に堪能。「滑らかにのどへ入ってくる感じでした。グリーンでいうと順目のボールの転がりのようです」とうれしそうに話していた。

 飲むことより、語られることが多いといわれるビンテージは、まさに美酒。「すぐに仕上がってしまうので、シーズン中は、ほとんど飲みません」。この日、好調の要因はパッティングだ。左ひじを体から離すアドレスに変えたところ、ストロークがスムーズに。9番で15メートルを沈めるなど、幸運も味方につけている。「まだ1日が終わっただけ。先は長いです。きょうは、久々のせいかタテの距離感がいまひとつ合っていなかった。そこを修正したい。トップに立ったとか、そういうことは考えない。いいプレー、スコアを伸ばすことを目指して、集中力をもっと高めます」。果たして、今度はどんな美酒を味わう!?


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