不動 裕理


明治チョコレートカップ 最終日

不動裕理が劇的バーディーでツアー通算48勝目!

 2010年度LPGAツアー第17戦『明治チョコレートカップ』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の最終日が、北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ 島松コース(6,480Yards、Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:22.5℃、風速:2m。曇り空のなか行われた最終日。手に汗握る優勝争いを制したのは不動裕理。一時は首位の座を譲るものの、最終18番ホールで7mのバーディーパットを決めて再逆転。不動が今季2勝目、ツアー通算48勝目を挙げた。1打差の2位にはイ ジウ(韓国)。さらに1打差の3位タイには川原由維、藤田幸希の2人が入った。

 最終組3人による、手に汗握る優勝争いとなった最終日。優勝の行方は最終18番ホール・パー5まで持ち越されたが、不動はラフからの難しい3打目を絶妙な距離感で見事にグリーンへ乗せ、「1mほどスライスしました」というバーディーパットを見事に沈めた。「パットも凄く興奮しましたけど、私の中ではあのショット(18番の3打目)も良かったです。少しでも右にいけばバンカーでしたし、左に行けばチャンスに付かない」と優勝がかかった土壇場で、会心のプレーを見せた。「今日は一旦逆転されましたけど、私自身良いプレーをしていたと思いますし、この調子でいけば、最低でもプレーオフには残れるんじゃないかと思っていました。チャンスを逃して惜しい場面もありましたけど、最後まで諦めないで良かったです」と永久シードならではの巧みな試合運びで優勝を引き寄せた。この優勝で2006年ライフカードレディース以来の賞金ランキングトップに立った不動。「今年はメジャーに勝つことを目標にしているんです。最後のあんなパットが入るって事は、神様がもう少し頑張れって言っていると思うので、まだ私にはゴルフでやることがあると思っています。そして今後もそのチャンスを生かして優勝したいです」と最後には力強いコメント。完全復活を遂げた元女王が再び女子ゴルフ界を盛り上げる。

2位 イ ジウ
「本当に良いプレーをしたんですけれど、不動さんもすごく良いプレーをしていたので…。一緒に回れて楽しかったです。(18番のパットは)ずっと自信を持って打てていたので、自信をもって打ちました。ストロークは良かったんですが、ラインミスでしたね。(2位という結果は)ちょっと惜しかったので、悔しいです。今日の経験で自信がついたと思うので、次もチャンスはあると思います」。


 

3位タイ 川原 由維
「あんなゴルフが出来てびっくりです。すごい緊張しました。最近は中田さんや不動さんと一緒に練習をさせてもらっていたこともあって、不動さんと話ながらラウンドが出来たので、落ち着いてプレーをすることが出来ました。前半は不動さんとイジウさんのプレーがすごすぎて、ただ見ているだけでしたね。優勝争いの中で、3位という成績で上がれたのは、自信になりました。パターも良くなってきましたし、今日一日ですごく成長したと思います」。

3位タイ 藤田 幸希

「追っかけても、追っかけても不動さんが遠くに行くんですよね。不動さんの背中を追いかけるのが好きなので頑張ろうと。追いつけなかったのは、15番を入れられなかったからですね。(11アンダーまでいって)15番入れたら、最後か16番でバーディーチャンスがくるかなと思っていました」。

 

       


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