2009/7/27 【エビアン・マスターズ】最終日 開催コース=エビアン・マスターズGC(フランス・エビアン、6373ヤード、パー72) 宮里藍、USLPGAツアー初優勝!! 何度もそっぽを向いた勝利の女神がようやく微笑んでくれた瞬間、宮里藍の大きな瞳からうれし涙が溢れ出た。通算14アンダーで並んだソフィー・グスタフソンとのプレーオフ1ホール目。先にグスタフソンが3メートルほどのバーディーパットを外すと、宮里は2メートル強のパーパットを落ち着いて沈め、勝負あり。足掛け4年、本格参戦後83戦目。ついに優勝カップを手にし、米ツアーメンバーとしては1999年福嶋晃子以来10年ぶりの日本人制覇を果たした。 1打差4位から出た最終ラウンド。前半で2つスコアを伸ばすと、11番(パー4)でバーディーを奪い通算14アンダー。混戦を抜け出し単独首位に躍り出た。その後はきわどいパーセーブを積み重ね、15番(パー5)でボギーを叩き一歩後退するも、パー5の18番で3メートルのバーディーパットを沈め再び単独首位に立ちホールアウト。後続を待った。グスタフソンが18番でイーグル逃しのバーディーを決めたためプレーオフに持ち込まれたが、1ホール目(18番)の好機を逃がさなかった。大スランプから脱した今季、序盤は勝ちたい気持ちが先走りして空回りした。自分が伸ばした以上のスコアを出す選手がいたら負け。ならば、ベストを尽くし「いつか自分の順番が来る」まで鍛錬を積むしかない。6月ごろからは、いろいろな状況やプレッシャーを想定しながらプレー。重圧のなかでも平常心を失わず自分らしさを発揮できるようにラウンドを重ねた。2週前の全米女子オープン最終日も、「最終組で回っている自分をイメージして」69をたたき出し6位。これまでの努力全てが、72ホール目、73ホール目のバーディーに結びついた。次戦は今季メジャー最終戦の全英女子オープン。うれし涙が乾いた瞳は、さっそく大舞台での2勝目を見据えている。 また、初の海外挑戦となった三塚優子は、一時首位に並ぶ粘りを見せたが、14番、15番の連続ボギーに続き16番のダブルボギーで万事休す。最後は力尽きたが堂々のトップ10入りで、ポテンシャルの高さを見せ付けた。また、上田桃子は3アンダーとスコアを伸ばし通算7アンダーの17位。大山志保は今季2度目の66をマークし、通算5アンダーの23位に入った。有村智恵と原江里菜はともに通算3アンダーの30位。宮里美香は最後まで苦戦を強いられ通算10オーバーの71位だった。 最終日主な上位成績 1R 2R 3R FR 獲得賞金(ドル) -14※1宮里 藍 69 66 70 69 487,500 2ソフィー・グスタフソン 71 66 67 70 322,154 -13 3ミーナ・リー 69 69 72 65 207,243 3クリスティ・カー 70 68 67 70 207,243 =以下日本人選手= -10 10三塚 優子 71 66 71 70 79,077 -7 17上田 桃子 69 75 68 69 43,860 -5 23大山 志保 74 68 75 66 34,350 -3 30有村 智恵 73 72 72 68 23,193 30原 江里菜 73 71 70 71 23,193 +10 71宮里 美香 71 76 77 74 6,968 注)※はプレーオフ。
 Photo copyright : DPPI/ Philippe Millereau.
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