雨上がりのひと工夫　鈴木愛はUT26で一変

＜写真：Atsushi Tomura /Getty Images＞

大王製紙エリエールレディスオープン　五浦庭園カントリークラブ（福島県） 1日目

　前夜までの雨が上がった。ゴルフ日和とはいっても、芝はまだ水を含んでいる。この日、鈴木愛が多用したのは26度のユーティリティー。「ソールがうまく滑ってくれるから、本当に役に立ってくれました。5番アイアンの代わりです」と好調の要因をあげた。というのは、調子がいまひとつだったから。「ドライバーショットが、右、左に散ってしまう。うまくボールがつかまらない。逆につかまりすぎの時があり、とにかく安定していなかった。だから、プロアマ戦までイメージがちょっと…。ただ、きょうは、ドライバーショット以外は満足でした」と分析した。また、パッティングのアドレスを微調整したことも好スコアを後押し。「ボールとの距離を近づけ、パターをちょっと上げてストロークをしたら、転がりがとてもいい。難しいコースはアンダーパーでプレーすると、達成感があります」と笑顔をみせた。