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2015.11.23

実力と個性で真の女王へ 最終決戦が幕を開ける

 2015年LPGAツアー最終戦、『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)が11月26日(木)29日(日)までの4日間、宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,448ヤード/パー72)で開催される。

 今大会はファイナルにふさわしく、LPGAツアー4大公式戦のひとつで、前週の『大王製紙エリエールレディスオープン』までの優勝者、今季の賞金ランキング上位25位までのトッププレーヤーが、ナンバーワンを決定する国内最高峰の大会だ。

 主な出場予定選手は、ディフェンディングチャンピオンで今季の賞金ランク2位のテレサ・ルー、LPGAツアー史上初の年間獲得賞金2億円を突破し、賞金女王を確定させたイボミ、賞金ランキング日本人最高の5位の渡邉彩香や、上田桃子、地元宮崎市出身で大会2勝の大山志保、6年350日ぶりの復活優勝を果たした原江里菜、今季ツアー初Vを飾った菊地絵理香、藤田光里、西山ゆかり、キムハヌルらが頂点を目指す。また、海外からは、『ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ』、『日本女子オープンゴルフ選手権』と公式戦出場2試合連続優勝を果たしたチョンインジ(韓国)が参戦する。

 大会実行委員長・原田香里が、まず口を開いたのは、「コースのコンディションは昨年以上。素晴らしいです」と太鼓判を押した。さらには、「セッティングなどは、難度を上げます。ピンポジションなども当日の天候次第という条件はつくものの、より難しくなると思う」と話している。

 今回、目指すのは「考えながらプレーする」。真のチャンピオン決定戦として、「飛ばせばいい、真っ直ぐに行けば、といったゴルフの基本を超越するような、戦いを期待している。より賢く、一打毎にしっかりと熟考して、コースマネジメントをした人が優勝するでしょう。想定した優勝スコアは、2ケタですけど、各選手がきっと素晴らしい経験を得られると確信します」とボルテージが上がる。そして、攻略のポイントはやはり高麗グリーン。「カップをオーバーするような勢いで、ストロークしなければなりません。グリーン上は傾斜もあるし、芝目をしっかりと読まないと痛い目に合う。微妙なショートパットもバチッという感じで打たないとなりません。これも勇気が試されるポイントです」と続けた。

 一方、LPGA会長の小林浩美も、「素晴らしいメンバーが揃いました。これがツアー最終戦。120パーセントの実力と、150パーセントの個性を出場全選手に発揮してほしい」。熱いエールを送った。

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