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2015.12.6

チーム最年少、渡邉彩香が決めた!

<写真:Tomohiro Ohsumi/Getty Images>

THE QUEENS presented by KOWA 三好カントリー倶楽部・西コース(愛知県)最終日

 18番、5メートルのウイニングパットがカップを目指し、きれいなラインを描いていた。「カップの先で、日本チームの先輩が祈っている姿が視界にあった。緊張したけど、絶対に入る。そう確信していましたね」。日本ツアーの勝利は、渡邉彩香が韓国のチョ・ユンジを下した瞬間に確定した。静寂の中で、カップインの音が響く。その瞬間、大歓声がわきあがる。涙をこらえようと、一度は天を見上げた渡邉。こらえてもこらえきれない。人前で涙を見せたのは人生初体験。「試合で負けた、悔し涙は何度かありました。でも、うれし涙は初めてです。いいものですね。ゴルフの素晴らしさを、改めて発見したような気がしました。チームの先輩方が私に、パワーを与えてくれたと思います」。

 この日、1番からドライバーがうなりをあげる。圧倒的な飛距離を武器にバーディー発進。3番までに2アップとして、最後まで有利に勝負を進めるかのように思えた。しかし、チョも韓国ツアーのプライドをかけて盛り返す。11番では逆に渡邉の2ダウン。「マッチプレーでリードされたのは、初めてでした。負けている時間は、とにかく長かったです。ただ、私の勝敗で、日本チームの優勝が左右される状況だということがわかった。より、強い気持ちになったと思います」という。16番まで一進一退の攻防が続き、オールスクエアに。勝負をかけた17番は1.5メートルにつけ、バーディー奪取で1アップとした。「あれが大きかった。それで18番のバーディーにつながりました。あの時も、プレーを終えた、先輩方が私の応援に駆け付けてくださった。その力です」とプラスアルファをアピール。12月6日は音の記念日だった。「カコーン」という耳に残った18番、カップインの音。それは、初代女王となった日本ツアーの底力を世界へ発信したメッセージのようにも聞こえた。



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