ホールインワンを達成した沖 せいらが５位タイへ急浮上！

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

ほけんの窓口レディース　福岡カンツリー倶楽部 和白コース（福岡県）2日目

　９ホールのパット数７というツアー最少記録が誕生した。１オーバー32位タイからスタートした沖 せいらが５アンダー67をマーク。通算４アンダーの５位タイへと急浮上した。

　スタートホールの１番こそバーディー発進するものの、あがりの９番ホールでボギー、続く10番ホールでもボギーを叩いてしまう。昨年のQＴを１位で通過し、ツアールーキーとなる沖はここまで予選通過を果たしたのはスタジオアリス女子オープンの僅か１試合だけ。10番を終えた時点でスコアは２オーバーと、またしても予選落ちが頭をよぎった。しかし、ここから驚異的なプレーを展開する。

　11番パー5で３打目を直接カップインさせてイーグルを奪うと12番でもバーディーを奪取。さらに14番、15番を連続バーディーとした後の16番パー3で極めつけのホールインワンを達成した。神がかり的なプレーでホールアウト後も自分じゃなかったみたいですと実感がない様子で話していた。ハーフ31は自己最少記録。沖にとって記録ずくめとなった大会２日目だが、明日の最終日はどれだけ冷静に自分のプレーができるかが優勝を含め、上位へ進出する鍵となりそうだ。