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2016.6.25

“恋しくなったから戻りたい!” 鬼澤信子が初代女王に王手!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第7戦『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の2日目が、静岡県御前崎市の静岡カントリー浜岡コース(6,384ヤード/パー72)で行われた。早朝から激しい雷雨に見舞われ、コースコンディション復旧作業のため、1時間遅れのスタートとなった大会2日目。2位タイからスタートした鬼澤信子がこの日も68をマークし、通算8アンダーで単独トップに立った。2打差の6アンダー、2位タイには、首位スタートの仲宗根澄香、村田理沙、山城奈々の3人が続いている。(天候:雨のち曇り 気温:24.5℃ 風速:6.7m/s)

 「コースコンディションが素晴らしい。セッティングや雰囲気づくりもレギュラーツアーに負けていないし、私も含め選手たちはモチベーションが上がる。この環境の中でプレー出来るのはうれしいね」と今大会に敬意を表し、さらにそれを自分への活力につなげている鬼澤信子。「五郎丸(歩)選手と同じですよ」と、1番のティーインググラウンドで、天を仰ぎ、左で素振りをするなど、いつものルーティーンでスタート。「入っちゃえば良かったのに」とセカンドショットはカップのふちに止まるスーパーショットで楽々バーディースタート切ると、4番でも7mを沈め、バーディーを奪った。7番のパー3ではピンに当たるティーショットを披露し、ここも1m以内。9番のセカンドショットも「久しぶりの感覚。イメージ通りで魂が入った」とベタピンにつけ、前半だけで4つスコアを伸ばすと、後半も1バーディー、1ボギーで収めて、2日続けて68をマークした。

 「このコース、フェアウェイが洋芝でしょ。私、優勝したところが洋芝で、まったりとしたスイングプレーンが浮かんでくる。左脳に響くのよ。私を育ててくれた洋芝で、イメージもいいですけど、身体の状態もいい。粘りのあるスイングで、ぶっとい体幹が使われているからインパクトが厚いし、この球が打てれば風にも全然負けないでしょ」とコースとの相性も抜群。2010年に北海道で開催されたレギュラーツアー『ニトリレディスゴルフトーナメント』の初優勝時を思い出しながら、いいイメージでプレーしている。

 「久しぶりにいい感じだし、そろそろレギュラーツアーが恋しくなった。何があるかわからないけど、私らしいゴルフをしたい。楽しみですね」。身体の状態も良く、コースとの相性も抜群で、レギュラーツアーを思い出させる雰囲気と条件は整った。初代女王の栄冠を勝ち取り、レギュラーツアーに舞い戻る。

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