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2016.7.23

final day プラスワン ~鎮西まゆみ~

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

LPGAレジェンズチャンピオンシップ アイザックカップ 小杉カントリークラブ(富山県)

 それでもあきらめない。43歳でプロテストに合格したオールドルーキー、鎮西まゆみは異色の経歴の持ち主だ。今季は、台湾ツアーTLPGAのシード選手。2003年からアジアンツアーへ出場するなど、日本だけではなく「試合に出られれば、どこへでも。今年も台湾ツアーへも出場します」と各国へ遠征する。ゴルフを始めたのは、24歳。「当時はフリーターでした。OL、観光バスの添乗員など、いろいろなことをやりました」。29歳でプロテストへ初挑戦してから9回目で、待望のライセンスを取得している。「コースの研修生になるときも大変でした。もうすぐ、30歳だしどこもとってはくれません。だから、こちらから押しかけて、直談判。名神栗東カントリークラブで2年間の約束でしたけど結局、8年間、お世話になりました」と話している。

 そして、「プロテストへチャレンジしていた時は、周囲の人から、まだ受けるのか? そういわれたけど、私はあきらめなかった。だって、ゴルフが大好き。ご飯を食べることよりも好きだし、大切です」と力を込めた。レジェンズツアーのデビューは、12年。第2回の今大会で最終日、首位に立ったが2位に終わっている。「プレー中、ボードを見たら、私がトップに…。でも、優勝を意識したら、すぐに3パット。メンタルが弱いのが悩みのタネですね。ただ、せっかくプロになったのだからツアーで勝ちたい。亡くなった両親へ、優勝したよ、と報告したいです」。ゴルフは生涯スポーツだ。鎮西の挑戦は続く-。

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