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2016.7.24

木戸愛が2週連続の1打差惜敗 

<Photo:Arrow Press/Getty Images>

センチュリー21レディスゴルフトーナメント 伊豆大仁カントリークラブ(静岡県) 最終日

 6アンダーの単独首位からスタートした木戸愛だったが、先週の『サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント』に続き、2週連続の1打差の2位で悔し涙を流した。

 「勝ちたかったです」。プレー後に絞り出した言葉には重みが感じられた。先週は終盤の17番でボギーを叩いて優勝を逃した。その経験を糧にし、今週は中盤に崩れかけながらも17番でバーディーを奪い、優勝戦線に踏みとどまった。最終ホールもバーディーチャンスにつけたが、最後のパットを決めきれなかった。

 アンソンジュの勝負強いプレーを間近で見たことは、少なからず次の優勝争いの時に役立つはず。木戸自身も「2週連続で優勝争いができていることは、自分を強くしてくれていると信じて、気持ちを奮い立たせて、またチャレンジしたいと思います」と今日のプレーを振り返っている。

 これが2勝目の難しさというものなのだろうか。自分に足りないものを探し続けることこそが勝利を手にするための唯一無二の近道なのかもしれない。


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