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2016.10.2

史上初のアマチュア メジャーV 畑岡奈紗が大快挙達成!

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

 日本ゴルフ協会(JGA)主催の2016年度LPGAツアー公式戦『日本女子オープンゴルフ選手権競技』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)の大会最終日が、10月2日、栃木県那須烏山市の烏山城カントリークラブ 二の丸・三の丸コース(6,506ヤード/パー71)で行われ、5バーディー、2ボギーの68をマークしたアマチュアの畑岡奈紗が通算4アンダーで逆転優勝。史上初となるアマチュアでの公式戦制覇を達成した。通算3アンダー、2位に堀琴音、通算2アンダー、3位に申ジエが入った。(天候:晴れ 気温:26.4℃ 風速:0.9m/s)

 18番ホール、目の前に残ったバーディーパットは4mの下りのフックライン。「これを入れたらまだ優勝のチャンスがあるんじゃないか」と、強気で狙ったパットはカップに近づいても勢いを緩めない。そのままボールが勢いよくカップに吸い込まれると、畑岡奈紗は力強く拳を振り下ろす。史上初めて、アマチュア選手のメジャーチャンピオンが誕生した瞬間に、立ち会ったギャラリーからは割れんばかりの拍手が送られた。

 「毎ショット毎ショット悔いのないショットをすれば、チャンスはあるかもしれない」と4打差を追ってスタートした最終日。「ショットでガンガンピンを攻めていくのが自分のゴルフ」という持ち味に火がついたのは、後半に折り返した10番ホール。5番アイアンで放ったセカンドショットを5mにつけ、バーディーを奪うと、12番では130ヤードを9番アイアンで放ち、あわやイーグルの30cmに。13番でも9mのバーディーパットを沈めると、やはり圧巻だったのは最終18番だ。しっかりと自分の順位を分かった上で最後までピンを攻め、難しいパットも完璧に読み切ってみせた。

 この優勝で、史上初のアマチュア選手のメジャー制覇を達成。それと同時に公式戦最年少優勝記録も塗り替えることとなった。これまでの記録は平瀬真由美が持っていた20歳27日。約27年の間、誰も更新できなかった記録だが、これを一気に2歳以上更新する17歳263日での大快挙を達成だ。

 「できればアメリカでプレーしたい」と将来の目標を世界に見据えている。これまでは漠然とした思いだったが、今年世界アマなどに出場して「ここに来ているような選手と同じステージで戦いたい」とその目標は明確になった。現在USLPGAの出場権をかけたQスクールに挑戦しており、今月も渡米をする。当面の目標はその「アメリカのQスクールを通過すること」だが、その先には「全米女子オープンで優勝と東京オリンピックで金メダルをとること」という大きな夢を描いている。「アメリカですぐに覚えてもらえるので気に入っています」というのは、自身に名づけられた“奈紗”という名前。日本の“奈紗”から世界の“NASA”へ。17歳の挑戦は、今始まったばかりだ。

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