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2016.12.7

LPGAミーティング委員が東北3県と熊本県にチャリティー金を寄贈

 日本女子プロゴルフ協会では、東日本大震災と熊本地震で被災されたすべての方々の復興を願い、“心をひとつに”というスローガンのもと、復興支援を目的としたチャリティー活動を行っています。

 2016年度にレギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアーの選手獲得賞金の1%やゴルフを通じた復興支援活動、一般の皆様からお寄せいただいた義援金の総額は、東北3県(岩手県、宮城県、福島県)へ寄せられたものが約2,805万円(12月1日現在)、熊本県へ寄せられたものが約3,431万円(12月1日現在)となりました。

 また、TPDミーティング委員会が中心となってトーナメント会場で募金活動を行い、集まったチャリティー金は総額約910万円(12月1日現在)となりました。ご協力いただきました皆様に、心より御礼を申し上げます。

 今回、お寄せいただいた義援金を東北3県と熊本県の各自治体へ寄付、またTPDミーティング委員会によるチャリティー金は熊本空港カントリークラブへ寄付することになりました。12月6日(火)、7日(水)にLPGA理事の原田香里と選手を代表して、TPDミーティング委員の一ノ瀬優希、横山倫子が岩手県庁、宮城県庁、福島県庁、熊本県庁、熊本空港カントリークラブに訪問し、義援金およびチャリティー金を寄贈致しました。

熊本空港カントリークラブ
「今回このようなご支援を頂けて、本当にありがとうございます。幸い、コースもクラブハウスも大きな被害は無く、営業を致しております。2011年に東日本大震災があってツアーが再開したのもこの試合でした。そして今年は熊本地震と、何かご縁を感じます。私どもとしては、ゴルファーの門戸を広げていけるよう、頂いたお金は練習場の整備などにあて、大切に使っていきたいと思います」

株式会社熊本県民テレビ
「毎年トーナメントの週と震災があった日が同週になるので、来年のKKT杯バンテリンレディスは大きな意味を持つと思います。プロはみんなをプレーで勇気づけて欲しいですし、我々テレビ局も熊本の元気な姿を見せなければならない。地方自治体などに寄付するのは他の団体でもあることですが、今回のようにゴルフ場にも寄付とすると聞いて、プロゴルファーならではの素晴らしい事だと感銘を受けました」

一ノ瀬 優希 TPDミーティング委員長
「今年は色々な事に挑戦しようと思った1年でした。ミーティング委員長もその一つで、震災も経験し、シード落ちやQTも・・・。でもいままでやってきたことが間違っていないとわかった1年でしたし、私にとって良くも悪くもとても良い経験になりました。熊本の試合は毎年やって頂いてこうして少しでも恩返しが出来て、嬉しいです。来年は地元で行う特別な試合ですし、その人の前で喜んでもらえるようなプレーができるよう、頑張りたいです」

横山 倫子 TPDミーティング委員
「私たちが出来ることとして考えられる選択として、ミーティング委員会で話し合って、ジュニアの頃からお世話になって、大会も開催しているこのゴルフ場に、と決めました。またここで試合がしたいですし、こうして寄付できるのは本当に嬉しい事です。東北の震災チャリティーは5年たちましたが、東北の皆さんからも”熊本は大丈夫ですか?”と心配のお言葉を頂きました。私たちよりよっぽど前を向いていると思ったし、頑張ろうと思いました」


(2016.12.9追記)
義援金、チャリティー金の総額と各寄付先のご紹介に誤解を招く表現がありましたので、該当部分の記述を修正させていただきました。関係各所にご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。

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