大山志保はWINKで厄払い　そして大逆転－

＜Photo：Matt Roberts/Getty Images＞

ニッポンハムレディスクラシック　アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース（北海道）2日目

　勝負を左右する、ムービングデー。単独首位でスタートした大山志保は、2バーディーを奪ったものの、2位で最終日を迎えることになった。「もっとチャンスがあった。あと2つはスコアを伸ばせたと思う。でも、ショットとアプローチは常に安定していたし、あとはパッティングでしょう。欲をいったら切りがない。自分のプレーに集中するだけですね」と振り返った。

　実は、この日の朝。ホテルの部屋で準備をしていると、何となく気になる言葉が耳へ。「準備をしていたら、きょうの占いで、ふたご座は集中力がなくなるなど、イヤなことばかりが、テレビから流れてくる。そして、災いを未然に払拭するには、鏡に向かってウインクをしなさい、でした。だから、飛びっきりのウインクをしてから出発したんですよ」と打ち明けた。

　勝負師の大山。一見して、そんなことは気にならないかと思ったが、「私、占いって結構、好きです。ただし、遊び感覚。毎年、東京の品川で行くところがあります。今年も、背中を痛めた時、みてもらったら、今が一番悪い時。これからグンと運気が上がってくるといわれましたね」と語った。5打差を大逆転するのは楽ではないが、「明日は、とてもいいプレーができそう」。プラス思考が故障明け2戦目で、復調を後押しする。