ホステスプロ・穴井詩が挑む 自身初の大会連覇！

＜Photo：Masterpress/Getty Images＞

　LPGAツアー第26戦『ゴルフ５レディス プロゴルフトーナメント』の開幕を明日に控え、舞台となる千葉県市原市のゴルフ5カントリーオークビレッヂ（6,373ヤード／パー72）ではプロアマ大会が開催された。太平洋上に発生した台風15号の影響からか、コースは強い風と雨が降る悪コンディションとなった。ただ、本大会では初開催のコースということもあり、各選手がゲストの方々とのプレーを楽しみながらも、入念にコースの最終チェックを行なっていた。

　昨年大会で嬉しいツアー初優勝を飾った穴井詩は、ホステスプロということに加えて、今回は初体験となるディフェンディングチャンピオンという立場で大会を迎える。そんな穴井に気負いこそないが、それ以上に心配しているのがコースの難しさのようだ。「ディフェンディングチャンピオン？それどころではないですね。明日からどうやって攻めようか迷っています」と、コースの難しさに気を揉んでいる様子。

　明日も天候の予報は優れない。今日と同じような雨模様となる予報だが、グリーンが止まるという点においては穴井に有利に働く可能性はある。ティーショットをきっちりフェアウェイに置くことさえできれば、ピンに対して思い切った攻めができる。まずは明日の大会１日目の滑り出しの良し悪しが大会連覇への重要な鍵になる。