2017.9.13
鬼澤は淡々と 神ってた松原は運命の1本をアピール
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
LPGAレジェンズチャンピオンシップ KRYカップ 周南カントリー倶楽部(山口県)
大会連覇を狙う鬼澤信子は、2位とはいえ、6バーディー、3ボギーの内容。特に後半は出入りの激しく、「私らしい」と苦笑した。「きょうのテーマは、やはりバミューダグラスに慣れていないから、グリーンで無理をしない。ストレスのないパッティングを心がけた。もう少し、苦戦するかと思っていたけど、割とスムーズ。そういったことを総合的に判断すれば、上デキだったのでは…」と話す。
前週は日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯へ出場し、2週連続の公式戦だ。「試合のあるところで、名産品を食べる。それも旬のものに限ります。いいパワーがわいてくる。昨晩、いただいたイタリアンもおいしかった。午後9時30分にはベッドに入り、けさも気持ちの良い目覚めです」。V2へのポイントは、「ショットにいいイメージをもてるかでしょう。ティーグラウンドでしっくりこないというか、アドレスがしにくいホールがひとつあった。勝負は何が起こるかわからない」とより一層、気を引き締めた。
一方、3位の松原衣江は、「私は、広島だから、神ってた」という。インスタートの前半は2ボギー。しかし、後半へ入ると、5バーディー、1ボギーと勢いに乗った。3番のチップインや、最終9番では、「お見事、50センチ」の大向こうまでかかる。「セカンドは、残り153ヤードを6Iで打った。きょう一番のショットが最後に出た。2日目に向けて、いい感じです」と笑みが浮かぶ。
好調の要因はシブヤカップから使い始めた、1Wにある。「我妻弘津江さんがプロデュースする、女子プロのためのクラブ。これがすごくいい。飛距離が一気に20ヤードのびて、気持ちがとても楽です」。運命のギアと出会ったか-の答えは、2日後に出る。
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