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2017.9.16

終盤で痛恨 辻梨恵、首位タイ浮上も…

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

 2017年LPGAツアー第28戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』(賞金総額8,000万円・優勝賞金1,440万円)大会2日目が9月16日、愛知県知多郡美浜町・新南愛知カントリークラブ美浜コース(6,446ヤード/パー72)で行われた。優勝争いは大混戦。通算7アンダーで辻梨恵、大山志保、アンソンジュ、比嘉真美子の4人が首位に並んだ。1打差の5位タイ、通算6アンダーに菊地絵理香、全美貞がつけている。(天候:雨 気温:19.1℃ 風速3.6m/s)

 大型で強い台風18号の接近が、優勝争いをより混とんとさせた。ひょっとしたら……。最終18番を迎えた辻梨恵の脳裏をよぎったのが、「ひとつでもスコアを伸ばしておきたい」だった。大会最終日、競技が中止になることも視野へ入れてのことである。はやる気持ちがクラブへ伝わり、ティーショットは右ラフへ。その後もミスが重なりダブルボギーで2日目を終えた。

 「悔しいです。左に池があるのでそこに気をつけたら、右にいってしまった」。あまり喜怒哀楽を表さないタイプだけに、とても珍しい。「スタートから、ガンガン飛ばすつもりでいました。こういう天候ですからね」。気迫が全身にみなぎった。肌寒い天気でも、レインウエアも半そでだ。2番で2.5メートル、3番でもピン右4メートルのバーディーを決める。その後も順調にスコアを伸ばす。圧巻は、8番。ピン左手前から10ヤードのチップインバーディーだ。勢いに乗って、11番でもピン左横20ヤードから、またもやチップインバーディー。14番まで7バーディー、ノーボギーと完ぺきなラウンドだった。

 「前週の日本女子プロゴルフ選手権で、不動裕理さんと同組でした。どんなプレーをするのか、興味津々でしっかりとみていたら、それこそ、どんな時でも動じない。ラフへ入っても、プレーが遅くならず、一定のリズムでプレーをしていました。淡々とボールに向き合う。リズムを一定に保つことを学ばせてくださった。きょうは、天気が悪かったし、リズムを第一に」。それだけに、終盤、16番のボギー、18番のダブルボギーを叩いたことに悔いが残るのだろう。

 今シーズン、サントリーレディスオープンゴルフトーナメント、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントでV争いを演じだが、あとひと押しが足りなかった。「NEC軽井沢で、同級生の比嘉さんと優勝を争えたのは、特にうれしかった。最終日、ボギーがひとつ。そのミスが勝負を分けました。とてもいい経験」。同じ轍を繰り返さないことこそ、プロフェッショナルだ。ゴルフの本質は、相手ではなく自身、自然との戦い。辻の正念場である。

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