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2017.11.5

シナリオ通りのV2 シャンシャンは白黒がお好き

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2017年LPGAツアー第35戦『TOTOジャパンクラシック』(賞金総額150万ドル・優勝賞金22万5000ドル)大会最終日が11月5日、茨城県小美玉市・太平洋クラブ 美野里コース(6,608ヤード/パー72)で行われ、通算19アンダーでフォンシャンシャンが連覇を達成。2打差の通算17アンダー、2位に鈴木愛が入り、賞金ランキング首位へ浮上した。(天候:晴れ 気温:15.0度 風速:1.9m/s)

 ワールドクラスの勝負強さ。17番でフォンシャンシャンが、存分に披露した。5メートルのバーディーパットを沈めなければ、急追してきた鈴木愛に並ばれてしまう。「決して、やさしいパッティングではなかった。でも、自信がありましたよ。だって、パッティングの調子がずっと良かったから。気をつけたのは、ラインをしっかりよんで、しっかりストロークをすることでした。あそこが勝負の時。狙い通りです」。

 前日まで、「プロセスを楽しむ」と勝敗を口にしなかったものの、連覇へ向けた確かな手応えを感じていた。「スタート時、2打のアドバンテージは本当に大きい。これが1打なら、すぐに追いつかれてしまう。確かに、私は緊張していました。そうはいっても、2ストロークを追いつく、鈴木さんの方がもっとプレッシャーを感じたと思います。私の経験からいうとね」。世界ランク4位の実力は、鈴木の勢いをもってしても跳ね返されてしまった。

 大会連覇をあげるまでもなく、フォンは来日すると無類の強さを発揮する。今回は、母の鄭玉顔さんを招待。相性の良さを、「娘は、日本が大好き。それが一番でしょう。加えて、皆さんが親切で、食べ物がおいしい。とてもリラックスできる、と話している」と語った。

 最終日は、「私のトレードマーク」という白と黒の牛柄模様のシャツでプレー。シャンシャンといえば、日本ではパンダを連想する-を知っているだけに、「これからは、パンダのデザインもつくってもらいましょう」と、締めのひとこともお見事だった。

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