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2017.11.15

賞金女王へ前進中 鈴木愛、無形の形

 2017年は戦国時代。特に賞金ランキング上位は、例年と違う傾向が表れている。賞金女王、メルセデス・ランキング、平均ストローク。この3つの首位が、それぞれ違う。これは異例だ。

 鈴木愛が故郷に近い、同じ四国で賞金女王のタイトルを決めれば、これほど、ドラマチックなことはない。条件としては、鈴木が優勝を飾り、2位のキムハヌルが単独6位以下に限られる。そんな周囲の喧騒にも平常心をかき乱されることはない。この日は、淡々と今の状況を語った。「まずは、予選を突破することです。それができたら、決勝ラウンドでちょっとずつ上位を目指す。具体的にトップ10などとは目標を設定せず、とにかく今回の獲得賞金がゼロにならないようにしたい。今、頭にあるのはそのことだけ」と話した。

 では、肝心の調子はどうなのか。前週、最終日に不調だったパッティングは、「とてもいい感じ。スコアを伸ばせるような気がする」としたものの、「ショットが本調子ではありません。バラツキがある。もちろん、しっかりと調整して臨みます。でも、良くないからといって、黙って手をこまねいているわけにはいかない。そういう時は、大振りをしない。4番のような、比較的、距離が短いホールでしっかりとバーディーをとる。そんなスタイルで行く」と臨機応変を強調した。

 ちなみに、今回は2勝をあげた小畑貴弘キャディーとのコンビ。2度あることは、3度あるものだが、さて-。


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