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2017.11.23

1st day プラスワン~永井花奈~

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 宮崎カントリークラブ(宮崎県)1日目

 ちょっと早い気もするが、LPGAの2017年を1文字で表現すれば、『変』が適当だ。まだ、賞金シードは確定しないものの、最終戦を残し、10人の新シード選手が確定済み。世代交代がより一層、進行中だ。今大会、初出場の永井花奈は、「プレーしていて、公園にいる。そんな印象を受けた。楽しい。ちょっと早いけど、来年も出場したい」とうれしそうに話す。表情は20歳でも、今季初優勝を飾るなど進化のスピードが速い。とりわけ、感心するのは、見事なまでの表現力だ。自分が20歳だった頃を振り返ってみると、格段の違いに驚いた。

 「父から、ずっといわれてきました。話す相手に何を伝えたいのか。それをよく考えて、と。今年、ツアーへフル参戦してから、特にそれを感じます。あまり、自分では気が付いていなかったけど、去年までは思ったことや、感じたことをいっていただけ。少しも自覚していなかった。一方通行だったのか…。ハッとしました」。

 会話力アップといえば、よく読書をたくさんする、という考えが浮かぶが、「映画を見て、漫画を読むのは好き。でも、活字ばかりではなかなか残りません。読書って、苦手です」とうつむき気味にポツリという。駆け引きなどない。正直な人だ。では、どうやって会話術を磨いたのか。「前もって、いろいろと考えるようにしている。たとえば、スポンサーに感謝を表すには、いい製品です、のひとことで済ませては、私の気持ちが伝わりません。具体的にどこがいいのか。それが伝えられなければ、感謝にはならない」と明かしている。「イメージを、わかりやすく言葉に転換するのは結構、難しい。でも、プロである以上、努力を続けます」。

 ちなみに、好きな言葉は『攻める』だった。事実、プレースタイルは攻撃的。当然ながら、リスクが伴う。ミスをしても表情には出さないものの、「自分で言うのもおかしいけど、私は完ぺき主義。ミスをしたら、自分を叱りつけている。たとえば、3パットをした時など、パーンと手で、ヘッドを叩く。時には力が入りすぎて、跡が残ることもあります。一度、気持ちを吐き出して、落ち着かせる。イライラしないようにしている」そうだ。

 「今年はシード選手になれたことより、優勝したことがうれしい。勝つことが目標ですからね。今回は来年以降のために、コースをバッチリと記憶している。忍耐の1週間です。とにかく、勉強。イライラしたら、努力が水の泡になる」と語った。失敗しても、誤りとは思わず、勉強だと思えばいいわけだ。ひたむきな態度は好感度抜群。オフのテーマは、「アメリカンフットボールのルールを覚えることです。アメリカ合宿の時、楽しみが増える」。旺盛な好奇心も人を成長させる、重要なファクターだった。

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