スタジオアリス女子オープン　第2日目

　LPGAツアー第3戦『スタジオアリス女子オープン』２日目が兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース（6,439Yards、Par72）で開催された。天候はくもり、午後になると時々雨がぱらつくあいにくの空模様の中、初日トップのペジェヒ（韓国）がトータル６アンダーで初日の単独首位を守った。２位にはトータル３アンダーの上田桃子、３位タイにはトータル２アンダーのN・キャンベル（オーストラリア）、鬼沢信子、アマチュアの若林舞衣子の３人が続いている。

　昨日からの首位を守ったぺジェヒは「パッティングが良かったです。（オフシーズンに）１ヤードから３ヤードの短いパットの練習をたくさんしました」と好調な今日のプレーを振り返った。このコースはアプローチが難しいと話すぺジェヒは今回５Ｉをやめて１１Ｗを入れてプレーをしたのも功を奏し５バーディー２ボギーの６９をマーク。「明日は今日と一緒に一打一打確実に攻めていきたいと思います」と悲願の初優勝を視野に入れた。

　２位スタートの上田は３バーディー２ボギーの７１で回り単独２位をキープ。「今日は３～４メートルのすごい良いパーパットが決められていたんですけど、９番であまりに自信がありすぎて何も考えずに３パットしました」と反省の言葉を口にするが「全体的にはそんなに悪くないです。（首位とは）３打差ですけど、最終日の３打差はあってないようなものだと思うし、自分のスコアを伸ばすことだけど考えてプレーします」と念願の初優勝へ向け意欲を見せた。

３位タイ　鬼沢信子（５バーディー　１ダブルボギー）
「今年に入って６０台は初ですね。パターが良いです。イメージ通りに入るし、それからショットも良くなってると思います。今年は自分のゴルフにすごく集中出来ています。だからすごい楽しみです」。

３位タイ　アマチュアの若林舞衣子　（４バーディー　１ボギー）
「今日は良いゴルフが出来たと思います。チャンスは入ってくれました。何でも一番になりたいと思ってやっています。将来的には宮里さんみたいに、日本を代表するような選手になってアメリカツアーに挑戦したいですね。（優勝は）あんまり意識しないで、その時、その時に集中してやれれば、結果はついてくると思います。まだ気持の面も技術の面も優勝するにはいっぱい課題があると思います」。

第２ラウンドを終えて５オーバー４１位タイまでの５０人が決勝ラウンドに進出。
明日のファイナルラウンドは７：４５スタート（予定）。