2018.3.31
永井花奈、葛城への挑戦
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)第3日
きょうの相手は「1にも2にも、風」。空気が流れである。この日は、前2日より強い風がコースを吹き抜けた。
「2番ホール(のボギー)もそうでしたけど、アゲンスト、フォローが読みと全然、違う」と言わしめたように、難コース葛城が、永井 花奈の目前に立ちはだかる。そして、「風を意識しすぎたおかげで、ミスショットになった」と反省した。さらに、後半2つのボギーについて、「11番では、ショットは良かったけど、結果は違うところへ飛んでいってしまった。12番は、フォローと思って打ったものが、実は、アゲンスト」といった具合だ。
しかし、1バーディー、3ボギーの内容でも、悪いことだけではなかった。「ドライバーショットが、だいたいフェアウェイにあった」。前週まで出場した4試合、フェアウェイキープ率が72.02%、ドライビングディスタンスは、227.06ヤードに対し、今大会3日間の平均が85.71%、237.00ヤードと、従来の記録を上回っている。「ショットは、悪くない」と振り返ったように、果敢に挑戦している証が、結果に表れた。
「スコアが良い方にも、悪い方にも動きやすいコース。諦めてはいない」と最終日も、攻める。「とにかく勝ちたい」。若き挑戦者は、自身のスタイルをどこまでも貫く。最終日、風を味方につけるか。
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